ドラマ「健康で文化的な最低限度…
吉岡里帆さん主演「健康で文化的な最低限度の生活」略して「ケンカツ」の3話の感想と4話のあらすじを紹介します。
新卒の新人ケースワーカーの義経えみる(吉岡里帆)は生活課へ配属になり、生活保護費を受給している人たちの担当となります。
先輩ケースワーカーの半田(井浦新)や生活課の係長京極(田中圭)のサポートを受けながらなんとか3ヶ月が過ぎたところ。
うまくいかないことも多いですが、中には阿久沢(遠藤憲一)のようにえみるの頑張りで生活保護から抜け出し、再び働き始めることができた人も。
ちょっと地味なテーマのドラマですが、しかし役者さんの演技はうまいので、そこはハイクオリティな今作。
2話の視聴率が平均5.5%と1話からはダウンしてしまいましたが、さて3話は持ち直すでしょうか?
3話の視聴率は発表され次第追記します。
2話から引き続き生活保護費の不正受給となってしまった日下部家のストーリーですね。
長男の欣也が母親の美里に内緒でお寿司屋さんでアルバイトをしていたことが発覚した日下部家。
担当の義経えみるはなんとか欣也が稼得した金額の全額ではなく、一部返済で済ませられないか奔走しますが、係長の京極(田中圭)からは
「知らなかったではすまん」
と一蹴されてしまい…
書類にサインすることの社会的意味と、お金の仕組みをちゃんと知らないと損をするよ…
という大変勉強になる「不正受給編」の後半です。
結局なんとか日下部家のためにばんばったえみるだし、欣也は音楽頑張るよっていってるからダメじゃないけど、この先役所に不正受給とみなされたお金をちょこちょこ返していくのはリアルにきついはず。
でもやっぱり「知らなかった」ではすまされないんだよね~。
でも、個人的に返済の義務はあっても生活保護の給付は続くわけで、住むところを追い出されたり、明日から露頭に迷うわけではないんだよね…
弱者には徹底的に冷たい国(アメリカ)に住んでいるわたしとしては、やっぱ日本はいい国だなーと思わずにはいられない。
ケンカツの演出は、「さあここで泣いてください」みたな、半強制的な感情の誘発はないからまだ見れるかな……
グッドドクターの方は私はだめ、娘を失った両親が医師につめよるシーンとか、ちょっとくさすぎて…
阿久沢さん(遠藤憲一)、どんどん顔に精気が戻ってくる感じがいいよね!
遠藤憲一さんがこんな露出の少ない役で出演するなんて、なかなか贅沢だな~。
あとなにげに食堂の女店主役の徳永えりさんは、テレ東の深夜ドラマ「恋のツキ」も主演してるからね、夏ドラマ2作掛け持ち!
河原を役所のボロチャリで爆走するえみる(吉岡里帆)だけど、やっぱ大人ちびまる子にしか見えないな…
トコットで移動すればいいのに…
ちょっと地味なテーマのドラマだな~と思って最初は見始めましたが、1話の法テラスという知っていて損はない仕組みの紹介がありました。
法テラスは無料で法律の専門家からアドバイスが受けられるサービスだとか……知りませんでした。
2話、3話の生活保護費の不正受給編も知らんではすまされない内容なので、教科書を読むような感覚でこのドラマを見ていけば何かの時には役にたつ知識が楽しくドラマを見ながら身についてしまうというお役立ち内容ですね!
それにしても義経えみるってけっこう強烈な名前ですよね?
義経はまだしも、えみるって、〇〇子がほとんどだったひと昔前のだとかなり異質な名前だと思いませんか?
でも〇〇子という名前の女性はどんどん減っているそうですから、時代なのかもです。
でも主演の吉岡里帆さんはダイハツのCM「トコット」で22歳になった「ちびまる子ちゃん」を演じているので、髪型もまるちゃんに似た長さだし、気を許すと大人になったちびまる子ちゃんが役所で働いている錯覚を起こすんですよね~。
まる子役がハマりまくりの吉岡里帆さんです。
毎回なにかと役に立つ情報を扱ってくれるドラマ「ケンカツ」だけに、4話が今から待ち遠しいですね。
4話のあらすじは追記で執筆いたします。
お楽しみに。