ドラマ版「この世界の片隅に」 …
ドラマ版この「世界の片隅に」もついに8話ですね~。
8話からは終戦後を生きるすずさんの姿が描かれるようです。
TBS公式 YouTuboo Published on 09/02/18
8話感想と9話あらすじの記事になります。
右腕を失ってしまったすずさん。
義姉の径子を娘を失ってしまいました…
そしてビッグボーイの投下…
見るのが辛かった7話を経て、8話では「すずさんの日々の暮らし」から「すずさんの生きる決意」のようなものへテーマがシフトするように予告トレーラーからは見受けられましたが、果たして…
8話は終戦のラジオ放送が描かれるっぽいですね。
北條家には回覧板が回ってきて、正午にラジオの前で待機するようにと書かれていました。
忍びがたきを忍び~というラジオ放送は当時の音源が使われるのでしょうか?
広島に帰りたいけど、帰るわけにはいかないすずさん(松本穂香)は、呉で生きていくことを再度決心します。
すずさんと周作(松坂桃李)さんの夫婦の演技、とても好感が持てて好きですね。
一時はリン(二階堂ふみ)とのこともあって、たびたびケンカをしてきた二人ですが、少しずつ絆が強くなっていくのがわかります。
周作だけでなく、義姉の径子(尾野真千子)やご近所さんとの結びつきも徐々に強くなっていっているのが、見ていてなんか嬉しくなったりします。
嫁いだからには、もう広島には帰れないわけですし、呉でやっていくしかないですからね…
8話からは、すずさんの「生きていく決意」みたいなものを全面にだした描写が多くなり、やはり戦前と終戦後では、取り巻く日常の世界も違うんだな…と思わされます。
アニメ映画との比較が相変わらず続いていますが、ここら辺から実写版の真骨頂な気がして、どう描かれるのかとても楽しみです。
8話見た感想:
終戦ですね…
すずさんの感情はあれはあれで正解だと思うよ。
しょんぼりしたら生きていけない時だからね…
エネルギーがいるってことだよ、信じてたものが全部失われたてしまったんだから。
いつも座ってたおじいさんの(塩見省三)のセリフになるほどね~と思わされた。
これからどうなるの?って聞かれて、知らんって。
特にお年寄りほどショック大きかったはずだよ、なにしろそれまでは現人神として神格化されていた天皇陛下が、突然ラジオ放送に出演して終戦を宣言したんだからね。
アニメ映画版より終戦のシーンが長いけど、それはそうだよ、あっちは全体で2時間、ドラマ版は1回の放送で1時間使えるんだから。
詰め込める情報量はドラマ版の方が多くて当たり前よ。
プロットは同じなんだから、どう見せるかは演出の問題が大きいはず。
確かにアニメ版のあの淡々としたトーンの演出は好きだったけど、あれを実写でやったらどうかな?
週一のドラマで見せるってことは、毎週なにかしら山場をつくらなければならないわけで、淡々とやったらそれはそれで飽きられそうだよ。
個人的には松本穂香さんのすずさん、とても気に入っているんだけどな。
アニメののんさんも良かったけど、実写は松本穂香さんで良かったけどな。
わたしはドラマ版の「この世界の片隅に」をとても面白いと思って見ていますし、すずさん役の松本穂香さんもすずさん役にぴったりだし、演技も上手いし!文句なしの配役だと思っています。
オーディションですずさん役をゲットした演技力と、雰囲気の作り方とか、素晴らしいな…と。
時に、アニメ映画版の「この世界の片隅に」ですずさんの声を演じたのんさんこと能年玲奈さんは、現在どうしているのかな?
とも思いました。
「あまちゃん」もかぶりつくように見てましたからね…
のんさんもオーディションを受けて、それで松本穂香さんなら最高なのですが、のんさんは事務所のごたごたがあって、映像メディアには出演できない…と報道されていますよね?
それがとても悔しいですね。
芸能界の事情はわかりませんが、女優として作品に参加するチャンスももらえないなんて、残念の極みです。
しかし、最近になって、のんさんが久しぶりにドラマに出演するというニュースが!
民放ドラマではありませんが、SNSアプリのLINEが制作するドラマだそうで、9月8日(土曜日)の午後8時から、LINE NEWSで配信するそうですよ。
この作品は一話5分という、ミニミニドラマですが、共演俳優さんは大手芸能事務所の俳優さんだそうで、のんさんとの共演にNGがかからなかった…という意味で、のんさんの女優復帰へとても大きな前進…なんだそうです。
視聴者のニーズがある俳優さんや女優さんが大人の事情でオーディションも受けられない…というのは、ほんと辞めてほしいです!
TBS公式 YouTuboo Published on 09/09/18
ドラマ版のオリジナルのストーリーとして賛否両論ある現代パートですが、わたしは絶対はずせないとても大事な部分だと思ってます。
同じ漫画を原作としながらも、作っている人間は別なので、アニメ映画で伝えたかったことと、ドラマ版で伝えたいことは違うはずです。
榮倉奈々さんが何者なのか? という点はまだ回収が不十分ですが、なんとなくすずさんとの生き方の対比になるような気がしています。
スラっと身長の高い榮倉奈々さんは、たしかに現代を象徴するような女性かもしれませんね…
たぶん明治とか、昭和初期の頃に170㎝以上の身長の高い女性って、相当いなかったでしょうし。
栄養が十分じゃないと、身長も伸びませんからね…
そういう意味でも対比としては榮倉奈々さんはぴったりかな? と思う次第です…
最終回あらすじ:
戦争が終わり空襲におびえる日々は終わりましたが、今まで以上に物資不足に苦しむ日々が続きます。
周作の父の円太郎(田口トモロヲ)と義姉の径子の仕事が決まり、少しずつ新しい生活が回り始めます。
海平団に招集され留守にしている周作(松坂桃李)はいまだ帰りません。
周作の安否に気をもむすずさん(松坂桃李)ですが、実家の広島のこともきになります。
ついにすずさんは広島の実家の様子を見に戻ることにします。
最終回、現代パートをどう見せるのか?
このドラマが視聴者の記憶に残るかどうかは、現代パートの出来がとても重要な気がします。
なにししろ原作にもアニメ映画版にもない実写版のオリジナル脚本のパートですからね…