この世界の片隅に 1話感想&2話あらすじ 松本穂香のすずさんも良い!

この世界の片隅に ドラマ版

この世界の片隅に

アニメ映画で大ヒットした作品のドラマ版になりますね。

かつてはドラマのTBSとうたわれた局の日曜ドラマ。

どれだけ作りこんでくるのか期待したいと思います。

1話感想と、2話あらすじの記事になります。

音楽もジブリの久石譲さんが担当で、作中の音楽にも注目して見ていきたいと思います。

原作の漫画も、大ヒットしたアニメ映画もあるので、どうしても比較されてしまうでしょうが、そこをドラマ撮影班と役者さんがどのように魅せていくのか?

とても楽しみにしていたドラマです。

 

この世界の片隅に 1話感想 すずさん役の松本穂香に違和感なし! 風景の再現もすごい!やるなTBS!

アニメ映画も見ています。

あれは確かに傑作でしたから、今回のドラマ版って、どうなんだろう?

正直そう思っていました。

特に主人公のすずさん役は映画版で声を演じたのんさんがそのままやるのが一番入りやすいな…とか。

でも今日1話を見て、ドラマ版のすずさん役の松本穂香さんも素晴らしい演技じゃないかと感動しました。

違和感全くなしです!

とてもすんなりと入れました。

原作のすずさんの、ちょっとぼーとした感じ、とてもかわいらしく表現されていて、とても良かったです。

おばあちゃんに傘を持っていけと言われて、ほんとに傘を持っていくくだりは、ドラマでもすずさんのど天然ぶりがしっかりつ伝わってきましたね…

「ばあちゃん、本当いこれでいいの?」

ばあちゃんから教わっていた通りにはいかず、予期せぬ返答が返ってきて戸惑う様子はコミカルで作品の流れのアクセントになってましたね。

松坂桃李さんの広島弁もなんかあってるし。

広島の人が見ても違和感ないレベルで広島弁、演技できてるのでしょうね、きっと。

物語の冒頭、少女時代のすずさんが、お使いに街にでた時に人さらいにさらわれてしまうシーン。

映画だとここはちょっとメルヘンっぽく描かれていて、結局なんだったの?ってちょっと難しいシーンでしたが、ドラマ版でははっきりと「人さらい」にさらわれて、閉じ込められたカゴの中で出会った少年が後の旦那さん(松坂桃李さん)なんだ…

というくだりをわかりやすく表現してくれたので、このシーンはドラマ版の方が理解が楽ですね。

これから始まるすずさんと義姉のバトルを思うと、尾野真千子さん、どこまでねちっこくするのかな?

などと思いますね。

いぢわるな義姉というと、つい「ごちそうさんん」のキムラ緑子さんを思い浮かべてしまいます。

あれは超ハマり役でしたからね。

尾野真千子さん、緑子さんを超えてはいけませんよ……

あれが民放のいびりの限界だと思うので…

最後に、呉の丘の上から眺めた当時の呉の街並みの再現シーン。

あれはもちろんCGを使っているわけですが、それにしても映画ではなくて、ドラマでこれかでの映像を創ってきたところに、このドラマの制作陣の本気度がうかがえました。

関連記事:この世界の片隅に 2話感想&3話あらすじ 松本穂香の呉弁が凄い!

この世界の片隅に ドラマ版

ドラマこの世界の片隅に 2話 あらすじ

徐々に嫁ぎ先の生活になれつつあるすずさん。

井戸まで水を汲みに行くのがすずさんの日課となります。

ご近所つきあいも始まって、いろいろ話をできる人もできてきます。

でも、どうしても義母のサン(伊藤蘭)とはスムーズにコミュニケーションがとれないすずさん。

義母のサンも決して自ら話しかけようとはせず…

それがすずさんのストレスになっていきます。

そんな時、義姉にあたる怪子(尾野真千子)が娘を連れて出戻りで実家に戻ってきます。

ついに、尾野真千子のいびりが2話目から始まってしまうのかと思うと、ちょっとハラハラしますね…

炊事は自分がするからすずさんは実家に帰ってよいと言い出す怪子…

ついに耐え切れなくなったすずさんは、嫁いでわずか1ヶ月で実家に帰ることに…

と、こんな感じが2話のあらすじになります。

とにかく、2話は義姉の怪子(尾野真千子)がどこまで姑的な態度をとるのか、どんな演技で尾野真千子さんがこの難役を演じるのか?

それが見どころだと思います。

 

ドラマ この世界の片隅に ドラマ版の出来は決して映画版に劣らない

正直あれだけヒットした映画の焼き直し的な意味合いのドラマなのかとちょっと心配していたところもありました。

楽しみにもしていたんですが、ふたを開けてみないことにはどーだか…って思っていましたね。

特に主人公のすずさん役は映画版でののんさんの演技が素晴らしかったので、あれ以上のインパクトを残すのは無理っぽい気がしていたのですが、松本穂香さん演じるすずさんも、とても良かったです。

オーディションで配役を決めていますから、やっぱりイメージに近いというか、納得のいく役者さんが出演しています。

事務所のゴリ押しとか、バーター出演ではないですからね、今作は。

  • 音楽もジブリ音楽の久石譲さん。
  • 脚本をひよっこの岡田恵和さん。
  • 演出をカルテット、逃げ恥の土井裕奏さん。

スタッフも超強力なドラマ版「この世界の片隅に」

終戦記念日の前日に放送日が組まれているんですね…

もしかしたら、そのタイミングに合わせてドラマの進行を調節するような演出も考えられます。

このドラマ、やるならたしかに夏クール、終戦記念日をまたぐ7月~9月しかないように思います。

丁寧な制作を期待しています。

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