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【ワールドカップ】アジア勢は弱いのか?サウジアラビア爆負けを分析

ロシアワールドカップがついに始まりましたね。開幕戦は開催国ロシアがアジアの強国サウジアラビアをなんと5-0で撃破するという、衝撃的な幕開けとなりました。

この記事は、アジアの強国サウジアラビアが決して下馬評の良くなかった開催国ロシアに爆負けしたことから、アジアのサッカーの立ち位置についても分析していきます。

コンテンツ

  • サウジアラビアってそんなに弱いのか?
  • ロシアってそんなに強いのか?
  • アジアのサッカーって弱くなったのか?
  • まとめ(アジア地域全体のレベルをあげるには)

 

サウジアラビアってそんなに弱いのか?

サウジアラビアは歴史あるアジアのサッカー強国で、日本も98年にフランスワールドカップ出場を決めるまでは(日本のサッカーが劇的にレベルアップを果たすまで)はさんざん苦戦を強いられてきた相手です。

今回のワールドカップ出場国の中ではロシアについて67位と下から2番目の低い評価ですが、アジア枠の中では常に上位の強国です。

だからです。あのサウジアラビアがロシアに5-0のタコ負けを喰らうというのは、日本にとっても無関係ではありません。

ワールドカップアジア予選を戦い抜いてワールドカップ出場を決めた日本ですが、そもそもアジアのサッカーのレベル自体が落ちているのではないか?という疑問が浮かび上がるからです。

思い起こせば前回ワールドカップブラジル大会では、アジア勢が一勝もできずにすべて予選で敗退するというかなりヘビーな結果でした。

アジア枠を減らせ!との声もあがりました。

もし今回のロシア大会でもアジア勢が一国も予選を勝ち抜いて16強に残れないようだと、再びアジア枠減枠の声はあがります。

ロシアってそんなに強いのか?

実はロシア代表は大会前の評価では、ロシア代表史上最弱と酷評されていました。それもそのはずロシアはFIFAが発表している国別ランキングで70位。(日本は61位)

開催国が参加国中でFIFAランキング最下位というのは史上初で、このことも”史上最弱”と現ロシア代表が揶揄される原因の一つでした。

しかしいざ開幕してみると、開幕戦でアジアの強国サウジアラビア相手に5-0という衝撃的な勝ちを収め、ロシア国民を歓喜させることに成功しました。

ロシアといえば、天才MFモストボイや、天才ドリブラーカルピンなど、リーガエスパニョーラで活躍した個性派のスーパーなプレイヤーを排出してきた強国というイメージですが、近年はやや尻すぼみ状態でした。

これで開催国が開幕戦を勝利するのは21回連続となり、やはり開催国のアドバンテージは健在であることをあらためて確認することとなりました。

アジア勢のサッカーって弱くなったのか?

アジアのサッカーが弱くなったという表現は適切でないかもしれません。

中国国内リーグの中国スーパーリーグには元川崎フロンターレでプレーした元ブラジル代表のフッキ選手や、元ブラジル代表のオスカル選手など、欧州でプレーしていてもおかしくない超一流のプレーヤーが所属していますし、カタールリーグにも元バルセロナの中心選手シャビ選手がプレーするなど、リーグのレベルは上がっています。

しかし、欧州、アメリ大陸のクラブレベルでのレベルの上がり方があまりにも急激なため、アジアのサッカーもレベルはあがっているとはいえ、むしろ差が開いてしまっているというのが現状です。

本田選手が所属するメキシコリーグは欧州の3大リーグ(スペイン、英国、ドイツ)のすぐ下くらいのレベル相当し、南米やカリブ海地域の国々の代表選手が一同に集う中米のプレミアリーグの様子を呈しています。

米メジャーリーグサッカーも新たに4チームがメジャーに昇格するなど(ロスアンゼルス、シンシナティ、ナッシュともうあと1チーム)拡張が続いており、マンチェスターユナイテッドを退団したイブラヒモビッチ選手がLAギャラクシーへ、エヴァートンを退団したルーニー選手がワシントンDCへ移籍するなど、まだまだ一線級で活躍できる選手が同国リーグに流入しており、レベルの底上げに一役かっている状況が続いています。

まとめ(アジア地域全体のレベルをあげるには)

ヨーロッパ枠に所属するロシアがアジア枠に所属するサウジアラビアを5-0でフルボッコにしたというニュースは、単に開催国が初戦を勝ちましたよ、ということではなく、欧州のFIFAランク最下位国がアジアのFIFAランク最下位国を大差で破ったということになります。

今大会で再びアジア勢が1勝もできずに予選敗退…ということになれば、将来現実的にアジア枠の減枠という処置がおこなわれるかもしれません。

また、日本代表にしてもワールドカップアジア予選の突破が以前ほど楽なものではなくなってきているのは試合をずっと見てきた日本代表のファンからすれば明らかです。

タイやフィリピン、マレーシアなどサッカー後進国だった東南アジアの国々が着実にレベルアップしているからです。それはそれらの国々の経済成長と完全にイコールでもあります。

ホリエモンこと堀江貴文さんが以前スピーチでこんな話をしています。タイ式マッサージを札幌で受けたら5000円。本場バンコクで受けても2500円。タイと日本の労働価格は今やもうたった2倍の開きしかなくなっている。これが現実だ、と。

それはサッカーにも当てはまります。下からの突き上げは凄いものがあります。しかし、全体から見たアジアのサッカーのレベルが決して高くないものだとしたら、これは危機的状況といえます。

アジアのサッカーもレベルは上がっていますが、ヨーロッパや中南米の国々の成長速度の方が早いということです。地域全体でレベルを上げようと思ったら、一番の特効薬はチャンピオンズリーグの底上げに他なりません。

ヨーロッパチャンピオンズリーグと同じくらいに、アジアチャンピオンズリーグを盛り上げる。アジアのサッカーのより一層のレベルアップはここにあります。

cusco

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