波瑠さん出演のドラマサバイバル…
波瑠さん主演ドラマ「サバイバル・ウェディング」の3話感想と4話のあらすじの記事です。
波瑠さんが圧倒的なかわいさを封印して「モテない女さやか」を演じています。
1話、2話とB級女を捨てるため、宇佐美(伊勢谷友介)の嫌味に耐えながら頑張ってきたさやか(波瑠)がついにファッションに目覚める回となるのか?
「プラダを着た悪魔」のプロットを踏襲するドラマとしてはとても需要な回になります。
「愛されファッション」を求めて飛び出すさやかがどのようなファッションコーディネートになるのか?
ビジュアル的にもかわいい服装になった波瑠さんにも注目です。
ドラマ「サバイバル・ウェディング」の3話です。
1話、2話の視聴率が10.4%、10.8%と10%台をキープした波瑠さん主演の「サバイバル・ウェディング」
2話目は視聴率が下がるドラマが多い中、微増ではありますが「下がらなかった」というのはほとんど昨今のドラマ放送の定石からいうと
「爆上げ」
に近い偉業です。
実際にとても面白いドラマですから、視聴率以上に見逃し配信などを通した「潜在視聴率」はこれからどんどん上がっていきそうです。
3話は「悩めるB級女」のさやかが「愛されファッション」を会得するために宇佐美の嫌味に耐えながらも自分を今よりも魅力的に魅せる服を買いに行く…というストーリーです。
さやかがゲットした黒のドレス、かわいかったですね~。
そういえば、1話からさやかの私服…というか着こなし、ハンドバックなどがそこはかとなくダサいと感じさせるアイテムだったのはちゃんと意図があったみたいですね。
このドラマの基本プロットは大ヒット映画「プラダを着た悪魔」とほぼ同じと考えてよさそうです。
あちらはブレーク前のアン・ハサウェイが、ファッションに目覚める前は異常にハイスペックなルックスながら、イマイチなB級女を演じていました。
そして嫌味な女社長にファッションとはなにか?を嫌味たっぷりに説教され、徐々にオシャレに目覚め、人生を変えていくというストーリーでした。
サバイバル・ウェディングのストーリーも「プラダを着た悪魔」のストーリーを近距離飛行することはおそらく間違いないです。
ので、「愛されファッション」をゲットしにさやかがブティックに向かう3話はドラマ全体のターニングポイントになったはずです。
波瑠さん、アン・ハサウェイと比べても何一つ見劣りしないだけのウルトラな美貌なのに、「B級女」を演じても嫌味がないのはなぜなんでしょうね?
3章で波瑠さん演じるさやかがかわいい5つの理由を特集してますから、そのままスクロールダウンしてくださいね?
「プラダを着た悪魔」と同じプロットでドラマを制作している以上、基本このドラマの脚本は面白いはずです。
それはパクリとかじゃなくて、そういう「テンプレート」を使っているということです。
ま、3話ですでに面白いドラマなのは確定しているので、そこは心配なさそうな「サバイバル・ウェディング」です。
それにしてもさやかの元カレの和也はあからさまに「クズな男」っぽく描写されているわけで、風間俊介さんも演技派らしく、和也のクズっぷりをしっかりアピールしています。
早くも視聴者から和也のクズっぷりにたいして「ムカつく」という感情移入の声がSNSで挙がっているように、和也は誰の目にも明らかなクズ夫なのですが、なぜかさやかは和也のことを振り切れないんですね~。
「そっちの男じゃないだろ!」
と視聴者が悲鳴を上げるほど感情移入して楽しめるドラマって、最高ですね!
今週の波瑠さん演技の見どころ5つ
波瑠さん演じるさやかの可愛いさ全開の3話でした。
他にも面白いドラマが目白押しの2018年夏クールですよ。
関連記事:サバイバルウェディング4話感想5話あらすじ 波瑠の服装可愛くなった
4話のあらすじになります。
さやか(波瑠)が密かに気になっている柏木(吉沢亮)からプレゼンの帰りにランチに誘われたところで終了した3話。
さやかは喜んで柏木とのランチに挑みます。
ところがプレゼンで倒したはずの「愛されワンピ女子」の美里も同席することになってしまい、一度プレゼンで倒した美里と思いがけない場外乱闘へと突入。
せっかく仕事では一本とったさやかでしたが、今度は女子力の勝負になり、案の定ガチ負けしてしまいます。
さらにランチトークの流れでついつい自分の年齢を偽ってちょいサバ読みしてしまうさやかでした。
30歳の誕生日まで容赦なくカウントダウンの日々を送るさやかに、前髪ぱっつんの宇佐美は(伊勢谷友介)は男性との出会いに慣れる修行を提案。
男が消極的な時代に合わせて行動することが大事だと説かれます。
ハイスペックなんだけども、恋愛には奥手な男たちの集まる合コンに出席し、自分から声をかけるようにけしかけます。
さやかは20歳最後の「恋愛修行期間」と割り切り、同じ編集部の多香子(高橋メアリージュン)と一緒に片っ端から合コンに挑みますが、なんとその内の一つの席にあの柏木が現れて……
奮闘むなしく柏木との関係に進展はみられず、ついに30歳の誕生日を「おひとり様」で迎えてしまったさやかは……
次回4話、くじけずに女子力アップを目指すさやかの奮闘が、今から待ち遠しいですね!
波瑠さん主演の「サバイバル・ウェディング」もはや3話目。
1話2話と超特急で駆け抜けた感で、ストーリーのテンポもよく、楽しめるドラマにしあがっていますよね?
3話はさやか(波瑠)がB級女から生まれ変わるために宇佐美(伊勢谷友介)に押し切られる形で「愛されファッション」をゲットするショッピングにでるわけですが、このドラマの秀逸さはこういうちょっとしたキャッチコピーだったり、さやかのしぐさやしゃべり方なんかに良く表れています。
「愛されファッション」というフレーズを使うことで、このショッピングが
「モテないB級女の悪あがき」
みたいなネガティブなイメージの行動ではなく、ファッションをちょっと変えるだけで、誰でも(視聴者でも)人から好かれる、愛される存在になれますよ、というポジティブな情報を潜在意識に放り込んでいるんですね~。
徹底的に視聴者が主人公のさやかに感情移入できるよう、共感できるよう、コピーライティングがきっちりと仕掛けられています。
また、ビジュアル的な感情移入のコマもしっかりと組まれています。
それは例えば、さやかがどんなに恋に悩んでいても、三十路を前に結婚に焦っていても、ナルシストな上司に絡まれていても、もつ鍋は食べる…とか。
宇佐美は拒否していましたが、さやかはそんな宇佐美を余裕でスルーしてもつ鍋を楽しむシーンが1話にありました。
波瑠さんのルックスでB級女を演じるというのは、下手を打つと嫌味になってしまって視聴者の反感を買いそうなものですが、そうはならないのが波瑠さんの魅力でもあり、このドラマの上手いところでもあります。
つまり波瑠さん演じるさやかはB級女と宇佐美にこき下ろされ、翻弄されますが
ということを指摘されているだけで、別に人格を否定されているわけでもなければ容姿をいじられているわけでもありません。
そこの設定はきちっとリアリティは踏んでいるので、違和感がありませんね。
波瑠さんのルックスでブス設定では視聴者は共感できませんからね。
さらに波瑠さん演じるさやかにはしっかりとネガティブポイントが盛り込まれており、視聴者の共感を得られる項目をおさえています。
さやかをかわいいと感じるのは、見た目ではなく、その性格の設定と、波瑠さんの演技によるものです。
波瑠さんの演技が可愛いポイントを5つ
といった具合で、けして意識高い系の女子ではないのがポイントなのかもしれません。
自分の見せ方をしっかりと理解する事、他人にどう見れられているかを意識すること、自分の評価を上げる努力をすること。
それらで人間は評価が変わるよ、という内容にすることで、波瑠さんがどんなにかわいくても、B級女という設定に無理がないような演出がされており、もともと好感度が高い女優の波瑠さんの好感度がますます上がるような仕掛けになっています。
ようは視聴者と出演者がWIN WINな関係を築けるドラマなんですね。
波瑠さんはかわいいし、伊勢谷友介さんもあんなに前髪ぱっつんでもイケメンですが、それだけでドラマは面白くはなりませんからね。
「サバイバル・ウェディング」はとても視聴者への登場人物の見せ方のうまいドラマです。
宇佐美にしても、超ナルシストで仕事も超できる設定ですが、前髪をぱっつんにすることで宇佐美のセンスってどうなの?
という共感を持たせ、さらにカッコつけているわりには車の運転が下手で後方確認すらままならない……
というような「スキ」をしっかり持たせることで、嫌味なくこの2人のやり取りを楽しめるような工夫がされています。
特に宇佐美の髪型、前髪ぱっつんは強烈なビジュアルで、あの髪型で出演してそれでもイケメンでいられる俳優はなかなかいないかもしれませんね。
伊勢谷友介さん、前髪ぱっつんのハイテンションナルシスト役でもカッコいいですからね。
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また、番組の合い間合い間に入ってくるファッションアイテムの歴史やトリビアも知らない人が見たらまさに「へ~」とうなる仕掛けで、単にドラマを楽しむだけじゃなく、ファッション情報の発信と、付加価値の提供もやってのけるというハイスペックぶり。
面白かったね、だけは終わらせず、
「男性心理ってそんなものかな?」
と思わせたり、
「あのバッグにはそんな歴史があったのか」
という情報も提供するなど、見るだけで視聴者はちょっとだけファッションが詳しくなってしまいます。
脚本がとても秀逸だと思いますし、波瑠さんと伊勢谷友介さんというこれだけハイレベルな美男美女が
「B級女を卒業し、モテ女になるために奔走する」
という、うっかりすると不快感を買いかねないギリギリの設定でも好感度しか残らないのはよほど演出が上手いからで、物語後半に向けて、波瑠さん演じるさやかがいったいどーなってしまうのか?
とても楽しみです。