ドラマ版「この世界の片隅に」 …
ドラマ版「この世界の片隅に」4話の感想と5話のあらすじになります。
TBS公式 YouTuboo Published on 07/29/2018
3話にて登場した二階堂ふみさん演じる白木リン。
二階堂ふみさんは満島ひかりさん主演のドラマ「Woman」で心が満たされない少女植杉栞の時の演技が印象的でした。
あのドラマは田中好子さん、満島ひかりさん、二階堂ふみさんと最高の演技派女優の演技合戦が見応えありましたね。
あと二階堂ふみさんといえば、髪色がピンクになったり、金髪になったりで、出演しているバラエティ番組「ぐるナイ」のゴチバトルで世間をざわつかせていましたね…
「この世界の片隅に」に出演しつつ、NHK大河ドラマの「西郷どん」にも出演していて、演技もメイクも髪型もあっちとこっちではだいぶ違いますね。
さて、そんな二階堂ふみさん演じるリンはすずさんが北條家に嫁いだこと、自分が結婚するはずだった周作(松坂桃李)のお嫁さんがすずさんであること。
それを知ってもそれでもすずさんと会うのでしょうか?
すずさんはリンが周作が想いを寄せていた相手だと知ることになるのでしょうか?
8月に入って最初の回ですね。
終戦記念日まであと2回の放送で、どこまでお話を進めるのかも気になるところです。
すずさんに対してひたすらいけずな態度を取り続ける径子(尾野真千子)ですが、径子は径子で嫁いだ先で辛い目にあっているんですよね。
お嫁に行った先で義母や義姉と折り合わないって辛いだろね~。
唯一の味方の旦那が居なくなったら、確かに居ずらいよね。
わたしには耐えられないかな。
特に長男を置いて実家に帰ってきたということは、跡取りの男の子さえ産んでくれたら後は好きにしていいっていうことなんでしょ?
お役御免でポイされたる気持ちはたまらないね~。
そんな径子の長男が径子に会いに来るわけだけど、どうもいい知らせではないみたいだし。
それからやっぱりすずさんはリン(二階堂ふみ)が周作(松坂桃李)の元々の結婚相手だったことを、どうも知ってしまう様子。
「代用品ですから…」
というセリフが悲しい…
夫婦になって初めてのケンカが今風にいえば旦那の元カノが原因とは…
やっぱりうっかりとはいえ、口をすべらせた尾野真千子、ダメでしょー!
見た感想:
二階堂ふみの存在感すごいやね~。
主役だっけ?って錯覚するくらい。
自分が結婚するはずだった男と結婚して幸せそうなかたぎの女性を前にして、なにを思うんだろう…
わたしはすずさんよりもリンの方に気持ちが入ってしまいました…
まあでもね、4話は径子の長男が北條家を訪れるのがメイン。
旦那さんがもういない以上、嫁いだ先に留まる気持ちにはなれないし、かと言って男の子だけに家督相続の責任があるから連れては離縁できないしね…
この時代にお嫁さんに行くって、なんか大変ね…
原作を読んでいる人達からは原作に忠実に作れっていう声が上がってるけど、それだとメディアミックスの意味がないとわたしは思う。
実写版で、生の役者さんに演技をさせるからには、表情に動きがある人間の演技にしかできない表現とかあると思うし。
いじるっていうのは勇気がいると思うけど、今あるものをそのまま映像に起こしただけではコピーに過ぎないしね。
監督や演出、脚本、役者に至るまで、伝えた表現があるからいじるんだと思うんだよね。
ただ憲兵にいわゆる職務質問された後のシーンは、映画と同じようにみんなでお腹を抱えて笑うっていう演出にしてほしかったな~。
あのシーンでいつもいけずな義姉の径子も家族の一員なんだよねって、思えた印象的なシーンだったので…
視聴者ってわがままだね?
でもね、わたしはドラマ版のテンポがとても好きです。
ちょっとスローな感じ、これくらいのテンポで見る方が、このドラマはしっくりくると思う。
ただ撮影の方もスローなようで、松坂桃李さんのツイッターによれば、撮影はまだ7話とのこと…
けっこうおしてるんじゃない?
来週5話だよ?
思うに、それだけ大変な撮影なんだと思う…
関連記事:
この世界の片隅に リンは大人になった屋根裏の座敷わらしなのか?
3話で道に迷ったすずさんと出会ったリンですが、スイカの絵を書いてもらい、大喜びしてましたね。
スイカといえば、1話のすずさんの幼年期のシーンで、座敷わらしにスイカをあげるシーンがありました。
これはまあわかりやすく座敷わらしを視聴者に連想させようとしているんでしょうね。
原作ではかなり重要な役割のリン。
メディアミックスのテレビ版ではどのように描かれるのか、気になるな。
あと、テレビ版のオリジナルの描写の現代パートだけど、今のところなんのこっちゃ?っていう感じで謎だらけのパートだけど、恐らく現代パートが最終回にかなり面白い展開に発展するはず。
何気なく、榮倉奈々さんは需要な役なのは間違いない!
物語に出てくる、誰かの孫なんだとは思うけど…
1話完結になれてしまうと、謎や伏線の回収が数話にまたがるだけで
「よくわからん」
という声が上がってしまうけど、じっくり見せるドラマがあってもいいよね?
5話は終戦記念日の直前の放送になるみたい。
5話か6話にかなり大事なシーンを入れる構成になってると思うので、もしかしたら映画やよりもかなり早いペースであの日までお話を進めるかもと思ってます。
予告動画を見る限り、もしかしたら現代パートの方(榮倉奈々さん)でなにか動きがあるのかな?
TBS公式 YouTuboo Published on 08/05/2018
松本穂香さんと松坂桃李さん。朝ドラに出演した役者同士で、今後ますます難しい役どころになると思うけど、このドラマはキャストがみんなレベル高いから、むしろ演技が楽しみでもあったりして。
5話あらすじは、海軍に入隊した水原(村上虹郎)がすずさんに会いに北條家にやってきます。
水原は1話ですずさんが海の絵を書いてあげた人ですね。
周作ともレストランのもめ事で一度顔を合わせています。
すずさんと昔の思い出話に花を咲かせる水原を周作は快く思いません。
一泊してもよいかという水原に対し、納屋で寝るよう突き放す周作。
と同時にすずにも水原と二人で話をしてこいと、水原が泊まる納屋へと差し向けて…
5話お楽しみに!