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徳永英明 カバー曲アルバムの制作理由は?女性ボーカルだけはなぜ?

歌手の徳永英明さんのカバーアルバム、ヒットしましたよね~。

徳永英明さんに続けと名曲をカバーする

アーティストが一時期グッと増えましたもんね…

カバー曲ビジネスを開拓したと言っても過言ではありませんね…

そもそも自身で作詞作曲を手掛けてきたシンガーソングライターの徳永英明さんが他のアーティストが制作した曲を「カバー」したアルバムを発表した理由ってなんなんでしょうね?

しかも女性ボーカルの曲を中心に構成されたアルバムです。

 

徳永英明の名曲といえば「壊れかけのRADIO」…も、「夢を信じて」が最大ヒット曲

徳永英明さんで一番有名な曲は間違いなく1990年発表の「壊れかけのRADIO」だと思います。

当時のCDの売り上げ枚数は約36万枚…

今なら文句なしのヒット枚数と言えますが、90年代は100万枚セールスが連発だった時代です、36万枚は当時の言葉で「スマッシュヒット」ですかね…

徳永英明さんの発表曲でセールスで一番の成績だったのは、意外かもしれませんが「夢を信じて」という曲です。

こちらも1990年の曲ですね、売り上げ枚数は約39万枚です。

私も「夢を信じて」が一番印象に残っている曲なんですよね…

なぜならアニメを見ていたからです…

ドラクエ」のアニメのエンディング曲で、エンディングの曲、ものすごいいい曲だな~って、小学生ながら思っていましたよ。

メロディーも歌詞も声も、ほんとにキレイな曲で、今でも大好きな曲です。

当時、徳永英明さんの事もまだ知りませんでした。

わたしが初めてCDを購入したのは1993年発売のとんねるず「がじゃいも」でしたからね…

子供だったので、仕方ありません…

でも徳永英明さんの曲はラジオではバンバン流れていましたから、中学生の時はかなり聞いてましたね。

自身のキャリア最大のヒット曲となった「夢を信じて」ですが、当のご本人はこの曲の制作には消極的で、最初からずっと嫌がっていたとか。

なんで? めっちゃいい曲なのに! そう思いますよね?

でもそこはアーティストのこだわりがあるみたいですね。

デビュー以来大人向けのラブソングを中心に、作曲活動をしてきた徳永英明さん。

アニメ版「ドラクエ」で使われるということに相当の抵抗があったとか。

アニメは子供が見るもの…という風潮が今よりもずっと強かった時代ですし、実際わたしを含めた子供たちが中心に視聴していましたから、確かに大人向けの番組ではありませんでしたね。

「夢を信じて」を発表した後も、この曲をには愛着がなかったそうで、ライブで歌うことはなく15年間も封印していたほどだったとか。

2001年に体調を崩されて以来、気持ちに変化が生まれたようで、テレビやライブでも披露するようになりました。

2013年の紅白歌合戦出場時には、「夢を信じて」を披露。

この曲、わたしら80年代生まれの世代には本当に名曲中の名曲なんですよ!

とても歌詞が好きでしたね。

当時のアニメを見ていたわたしらの世代はしっかりとあの名曲を覚えているので、子供に聞かせるということは、回り回って大人が聞く曲になるのかもしれませんね?

なぜ女性ボーカルばかり?カバー曲アルバム「VOCALIST」制作の理由

シンガーソングライターの徳永英明さんですが、女性ボーカルの曲を中心に制作したカバー曲アルバム「VOCALIST」がシリーズ1~6まで発売されており、爆発的セールスを達成しています。

往年の名曲をカバーするというやり方は、ヨーロッパや米国では特段珍しいことでもなく、ほこりをかぶった名曲を現代の人気アーティストが歌うことで、現代に蘇られせるという効果もあり、ヒットしただけでなく、カバーされた方のアーティストにも恩恵がある素晴らしいシステムです。

現に、徳永英明さんがカバーして話題になった曲のオリジナルのアーティストが徳永英明さんに感謝している…というエピソードもあり、カバーする側とカバーされる側にとってメリットがあるみたいですね。

デビュー以来、自身の作詞作曲に強いこだわりをもって活動してきた徳永英明さん。

スマッシュヒットした「輝きながら」はご自身の作詞作曲ではなかったために、ヒットしたものの喜びも半分だったとか。

ところが前述の通り、2001年に体調を崩されて以来、必ずしも自身の作詞作曲の曲でなくとも、他のアーティストの楽曲にもリスペクトする気持ちが持てるようになるなど、心境に変化があったようで、そのあたりからカバー曲の発想は来ているみたいですね。

でも、なぜ女性ボーカルの曲ばかりを選んだのでしょう?

そこはカバーするにあたっての仕掛けがあるみたいです。

ただ往年の名曲を歌い直すだけでは新鮮味に乏しいわけで、なにか話題性が必要だったんですね。

そこで、高音のボーカルが特徴の徳永英明さんがあえて「女性ボーカルの曲」を歌ったら? というマーケティング的な狙いがあったようです。

たしかにこれだとちょっと聞いてみたい気がしますよね?

中島みゆきさんの「時代」とか中島美嘉さんの「雪の華」を徳永英明さんが歌う…っていうのは、原曲のファンにしても徳永英明さんのファンにしてもちょっと聞いてみたくなるようなマッチングですね。

徳永英明さんが作り上げた「カバー曲ブーム」はJUJUさんやMay.Jさんやクリス・ハートさんのカバー曲のヒットにつながりました。

 

VOCALISTがヒットしすぎて止まれなくなった?

ただ、あまりにも徳永英明さんがカバー曲のアルバム「VOCALIST」ばかりをリリースするためか、最近は「カバー曲ばかり」という声があがっているのも事実です。

VOCALISTシリーズは1から6まで発表されていますが、徳永英明さんのキャリアでアルバムセールストップ3は全て「VOCALIST」シリーズであることも確かに事実としてあるわけなんですね。

なぜカバー曲ばかり? という声はありつつも、ここまで売り上げが好調だと、大人の事情で辞められない…可能性はありますよね?

CDのセールスが右肩下がりの時代に、これだけのヒットを飛ばすシリーズを辞めることは、もしかしたらご本人の意思決定だけでは難しくなっているのかもしれません。

レーベルとの契約の問題とか…

ただ、VOCALISTは6をもって発表を終了するというアナウンスがありました。

「カバー曲のヒット」という一大市場を築いた徳永英明さんの功績は大きいですよね?

今後はまたオリジナル曲のアルバムをリリースするのでしょうか?

でもライブではオリジナルとカバー曲と、両方披露してくるとファンは嬉しいですかね

cusco

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