dele(ディーリー)7話の感…
毎度毎度のハイクオリティなストーリーでドラマ好きを片っ端からうならせてきた山田孝之さんと菅田将暉さんのW主演ドラマ「ディーリー」も、誰も望まない速度で最終回です!
ディーリーの最終回の感想とサラッとあらすじの記事です。
いや~、せめて全9回にしてほしかった…
それくらい面白い作品だったし、もっと色々な圭司や祐太郎、圭司の姉の舞(麻生久美子)のエピソードが見たかったです!!
最終回も一話完結型で行くんですね…
15分拡大…とかでもなく。
出来れば映画に…
未練は尽きませんが、それでは最終回を見ていきましょう。
僕は本多孝好さんの原作「dele」は読んだことがなく、そもそもドラマ「dele」に原作が存在するということも知りませんでした。
クレジットには原案・パイロット脚本本多孝好となっているので、最初はオリジナル書下ろしの脚本だと思っていましたが、どうも違うらしいです。
で、ネットで原作について調べたところ、確かに原作は存在するらしいです。
ディーリー 原作 ネタバレ とかで検索すると色々出てきました。
で…自分自身ディーリーの感想記事を発信しておきながら、反則っぽいうしろめたさを感じつつ、ネタバレサイトを読んでしまいました…
原作の方ではドラマよりももう少し圭司と祐太郎の過去についての踏み込んだ描写があるみたいですね。
ドラマ版ディーリーの最終回。
いつものごとく、圭司の元に設定した期間を過ぎても端末にアクセスがなかった依頼人をディーリーシステムのアラートが検知します。
で、身元確認を担当している祐太郎が出動…と思いきや、今回はすでに依頼人の訃報が入ってきます。
祐太郎はお休みです。
依頼人は弁護士の辰巳仁志(大塚明夫)という男ですが、この男の名前を聞いた途端、祐太郎はかつて見せたことのない怒りの感情を見せます。
こみ上げてくる怒りを押し殺して圭司に依頼人の名前を確認する祐太郎。
圭司は今まで見せたことのない祐太郎の憤怒の感情に、戸惑います。
なんと今回亡くなった依頼人の弁護士の辰巳仁志は9年前に亡くなった祐太郎の妹に深く関わっていたのです。
祐太郎の妹を診察した病院の弁護を引き受けていた辰巳。
祐太郎の妹と病院側にはなにか遺恨があるのでしょうか?
祐太郎の感情に共感した圭司はついに?すんなりと依頼を受けていた削除されるべき情報をOPEN。
するとその中にはなにやら良からぬ会話をする人物の音声ファイルが…
これがドラマ版のディーリーのざっくりした最終回のあらすじですが、原作とは少し違うみたいですよ!
こっから原作小説のちょこっとネタバレ入りますよ?
本多孝好さんの原作小説ですと、祐太郎の妹は新薬の治験に参加し、新薬の投与で不幸な結果になる…というストーリーです。
しかし、病院側は治験で使用した新薬のデータを改ざんした可能性があり、祐太郎の家族は病院を訴えるつもりでいた…というもの。
しかし、その新薬の開発が万が一中止になると、とても困る大人たちがいて、その中の一人が圭司の父親でした。
原作小説だと、圭司の父親は祐太郎の妹を診察していた病院のデータ改ざんに手を貸す…的な描写があり、医療ミスをもみ消すような感じなんですね。
それはなぜか? というと、当時すでにひざ下に症状が出ていた圭司の病気に効果のあるとされる新薬の開発を成功させたかった!という理由です。
我が子の病気を治したいがためにどうしても、祐太郎の妹に関して、叩くとほこりがでてしまう病院の不手際を隠蔽する必要があった…
真実を闇にほうむられ、妹を亡くした遺族の兄が祐太郎…というストーリーです。
その辺、ドラマ版ではそこまで突っ込んだストーリーにはしないのでしょうか?
ディーリー、最終回の感想は放送中から追記していきます!
見た感想:
はい、寝てました…そして今から見ますよ。
いつも10時以降の放送時間のドラマは寝ちゃって申し訳なく思います…
けっこうなアクセスをいただいているというのに。
で、見ている、今。
祐太郎のお墓参りの場所、とてもきれいな場所ですね。
このドラマの気に入っているところは、説明を極力省いて、映像的な演出と役者の演技で理解してね?っていう制作側が視聴者を甘やかさないところかな。
こういう作り方するとさ、必ず一定数のクレーマーがでると思うんだよね、見たけど意味が解りませんとかさ。
わからないのはあなたの想像力の欠如ですよ!っていうそういう作りのドラマがあってもいい。
1から100まで説明されなきゃわからないのはマニュアル人間みたいでちょっと悲しいね。
で、大塚明夫さん!
病床についている。
そしてまさかの大塚明夫さんが大塚明夫さんたる武器を全く見せないという脚本!
まさかこの病人が「紅の豚」のカーチスの声とは知らない人が見たら絶対わからないね…
これだけ大塚明夫さんを贅沢に使うとは、やっぱディーリー豪勢だね!
正直大塚明夫さんの実写の演技を見るのは初めてです。
攻殻機動隊は100回以上見ているというのに…
声優ではない、俳優大塚明夫さんの演技、かっけ~~!。
この感じならもっとドラマや映画で見たいな~。
相棒とかも出演しちゃってよ、バトーさん。
この祐太郎のネットバッシングの事件とか、現実世界で起きまくってることだからフィクションとして捉えることはできないよね。
スマイリーキクチさんの事件を思い出した…
スマイリーキクチさんのツイッターをフォロ-していますが、スマイリーさん物凄い社会貢献してますよ、今。
ちなみに誹謗中傷ツイートは、リツイートした人も同罪になるそうだから、気を付けましょうね?
祐太郎の優しさ、これは凄いな~。
これだけ辛い思いしていて、復讐のチャンスをもらっても圭司の未来を想ってこぶしを振り上げない…
さすがの圭司もこの祐太郎の思いやりに心を動かされたようね。
舞の「嬉しい」でわかった、舞がなにを圭司に望んでいたのか…
圭司と舞の父親が弁護士として行っていた裏の汚い仕事、それを受け止めて戦ってほしかったのかな…
世間的にはどんなに極悪非道に思える人でも、家族にとってはかけがえのない人なんだって、そういうことか。
葬儀屋の外の圭司と祐太郎の会話シーン、なんか映像が秋っぽい…
撮影は初夏から真夏のはずなのに、なんでこんなに秋っぽい映像にできるんだろ~。
激しい憎悪が真夏だとしたら、この時の二人の気持ちはやり切った感のある秋なんだって、そういう映像の演出なのかな?
最後まで映像と音楽がかっこいいディーリーでした。
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最終回のゲストキャストは大御所声優大塚明夫さん(ていうか、バトーさん!)
大塚明夫さんはワンピースの黒ひげの声や、ジブリアニメの「紅の豚」のアメリカ人パイロット「カーチス」の声を演じてこられた超人気ベテラン声優&俳優さんですね。
わたしとしては攻殻機動隊の「バトー」が一番好きですが…
「ハウルの動く城」の王様の声も大塚明夫さんですね、何気なく。
あとね、未確認だけど、個人的にあれはそうだろう!と思っているのが、ジブリアニメの「魔女の宅急便」の飛行船「自由の冒険号」の船長!
「ガスが足りない!そっちへ飛び移れ!」
みたいなセリフがありますが、多分そうだと思います。
あとメタルギアソリッドの「スネーク」とかね。
ダンディな役が多い印象です。
どれが代表作か? といっても多すぎて選ぶのが難しいですね…
やっぱりバトーかなあ? こればっかりは人次第! ということで。
実写の映画にも頻繁に出演されていて、最近だと、映画「RE:BORN リボーン」のファントム役などです。
声優の立木文彦さんも映画「銀魂2」にマダオ役で出演されたりと、今の時代、声優とか俳優とか、実力のあるアーチストであればそのボーダーって意味ないよね?
っていう時代になりましたね。
大塚明夫さん、実写の映画やドラマでもダンディな演技、もっと見たいな~!
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ディーリーの次に放送される10月期のドラマは嵐の相葉雅紀さんの主演ドラマ「僕とシッポと神楽坂」です。
相葉雅紀さんが獣医師の役で登場です。
現段階でわかっているキャストは
他です。
趣里さんに関する記事、良かったらどうぞ。
趣里のブラックペアンの演技は父譲り!水谷豊と比べても上手い?
かわいい動物と過ごす金曜日の夜…的な感じのドラマのようです。
動物でるのはずるいですよね~、ずるいっていう表現もなんですが、かわいいにきまってるだろ!っていうね。
硬派な内容だったディーリーから一転、東京の神楽坂でゆるく動物と相葉雅紀さん演じる獣医師の姿を描いたドラマにチェンジです。
これはこれでちょっと楽しみですけどね。
あ~、ディーリー終わりかよ~。