沢村一樹さん主演ドラマ「絶対零…
絶対零度シーズン3の4話の感想と5話あらすじになります。
徐々にミハンチームの過去が明かされはじめ、ミハンチームのメンバーが実は山内(横山裕)以外は過去になにかしら事件を起こしている可能性がでていきました。
小田切唯(本田翼)は過去にトラウマになるほどの事件に遭遇しています。
井沢範人(沢村一樹)は捜査中に家族を失い、つらい思いをしています。
南彦太郎(柄本時生)と田村薫(平田満)の過去もそのうち描写されるのでしょうか?
1話で反響をよんだにもかかわらず、それ以来描かれていない本田翼さんの格闘シーン。
そろそろあってもよいのでは?
それでは4話になります。
今回ミハンシステムがリストアップした人物は平凡な生活を送っているかのように見える銀行員の佐伯卓郎(小野了)
定時に出勤し、定時に帰宅する生活を繰り返す佐伯からはおかしな気配は感じられず、またしてもミハンシステムの誤検知か?
と思いきや、小田切唯(本田翼)と田村薫(平田満)を潜入させた先の佐伯が勤務する銀行支店に男たちが押し入ります。
外のワンボックスから内部を監視していた井沢範人(沢村一樹)は佐伯が男たちと視線でコンタクトをとっていることに気が付き、また男たちのグループも銀行内の設備の位置を「最初から知っていたかのような動き」を見せたため、井沢範人は佐伯が男たちのグループを手引きしているのでは?
と推理します。
と、簡単な4話のさわりのあらすじのおさらいですが、4話の見どころはやはり小田切唯(本田翼)の格闘シーンにつきます。
1話放送後、あまりにも反響が大きかったため、2話、3話でも本田翼さんの格闘シーンが期待されましたが、残念ながら小田切唯の格闘シーンはほぼなく、視聴者からはがっかり感がただよっていました。
その代わり本田翼七変化と言わんばかりの色々な職業になりきって潜入するシーンが盛り上がっていましたが…
4話は銀行のテラーに扮して潜入した小田切唯。
1話のホテル従業員の時と同じく、ユニフォーム姿で男相手に暴れまわりました!
グループのメンバーの一人を得意技でとどめをさし、かたわらで傍観者になってしまっていた田村さんに縛られた両手のテープをとってもらう小田切唯。
冷たい視線を男に浴びせていたところからの、にっこり笑顔で「おねがいしま~す」みたいなギャップが、おそらく演出の狙いのはず。
確実にこの本田翼のツンデレ格闘シーンに喜んでいるファンは多いはず。
本田翼さん、役になりきっているとはいえ、こういう人を見下すような演技が魅力的ですし、実際うまいですね~。
人を見下す演技が本質的にうまい役者さんて、実は少ない気がしてます。
また、それをやって好感度が下がらない役者さんも珍しいです。
男性だと本郷奏多さん、女性だと本田翼さんが
「上から目線の冷たい態度が似合う俳優、女優No.1」
でOKでしょう。
演技で作っているわけですが、見た目とか、その人のもっている雰囲気がハマるんですね。
本田翼さん、演技の幅が確実に広がったのではないでしょうか?
本田翼さんの格闘の演技が上手い理由は2つ
絶対零度3の4話は本田翼さんの格闘シーンはこのドラマの最大の見せ場になっている、ということをお伝えして終わります。
ミハンチームの責任者藤堂(伊藤淳史)はミハンシステムが次の人物をリストアップしたことを井沢範人(沢村一樹)らミハンチームのメンバーに伝えます。
リストに挙がってきたのは17歳の男子高校生。
成績も優秀で、バスケット部のエース。
それに加えて父親が文部省のお役人というサラブレッドです。
文句のつけようのない人物に思える好青年ですが、世田谷区内で起こっているとある事件の参考監視カメラの映像に彼が頻繁に映っていることがわかり、それが理由でミハンシステムが検知した模様。
小田切唯と田村薫は制服警官に扮して男子高校生の通う高校に潜入捜査を行います。
果たして世田谷区で発生している問題と当該男子高校生はなにか関係があるのでしょうか?
次回、ばっさーこと本田翼さんはどうやら警官の制服を着て潜入捜査を行うも模様。
本田翼さんの制服シリーズ、楽しみです!
そして、この予告のあらすじを読んだ段階で、すでにお気づきの人もいるかと思いますが、監視カメラに映っている…という理由でリストに名前を挙げているというのは、高度なAI機能を搭載したミハンシステムじゃなくても、生活安全課でもできそうな対策ですけど?
ついにミハンシステムのデフォルト設定が崩壊か?
次回5話、すでに色んな意味で楽しみですね!
ミハンチームで独特の存在感をだしているのがハッキングが得意な資料課の南彦太郎ですん。
個性派俳優の柄本時生さんが演じています。
柄本時生さんは言わずと知れた名優柄本明さんのご子息です。
顔がお父さんに似ていますね。
そして父譲りの演技派でもあります。
本作では度S婦警警官の小田切唯にすごまれたり、どつかれたりする役回りですが、小田切と南のコミカルな掛け合いがちょっとしたドラマの息抜きになっていることは間違いないです。
南彦太郎ですが、あれだけのハッキング能力とPCの知識がありながら警視庁に入庁以来資料課一筋という設定もなにか裏設定がありそうな予感はあります。
このままミハンチームの脇を支える役のまま終わるとは思えないので、どこかの回で南彦太郎が大活躍する回、あるいは以外な過去、例えば超有名事件にかかわっていた…
のような南彦太郎をフォーカスする回があっても良いのではないでしょうか?
なにしろ、絶対零度3に出演している俳優陣の中で、賞レース(日本アカデミー賞など)にエントリーされるような映画にガチで出演する俳優は柄本時生さんだけなので、ありあまる俳優としての実力を内勤のハッカーシーンだけで終わらせるのはちともったいないと思われます。
一人一人にフォーカスする回を設けるのはドラマでは定石なので、どこかで南彦太郎の意外過ぎる過去とは?
みたいな回が制作されることを期待しています。