元巨人のエースピッチャーの桑田…
レアルマドリードのジダン氏が記者会見を開き、レアルマドリードの監督退任を発表しました。
今やすっかり名監督としてその地位を確立したジダン氏ですが、現役時代の凄さは監督としてのキャリアをも上回るものがあります。
そこで、本記事では懐かしいジダン氏の現役時代の衝撃のプレーを3つ振り返ってみます。
伝説のボレーも入ってますよ!
ジダン氏といえば現役時代は華麗なテクニックでフランス代表をワールドカップ優勝へと導いた歴史に残る名プレイヤーでした。
特に所属していたレアルマドリード時代の、2002年チャンピオンズリーグ決勝戦、レバークーゼン相手に放った左ボレーシュートはサッカー史上に永遠に刻まれるスーパーゴールとして語られれています。
あの伝説のボレーシュートを動画でプレーバック! 何回見てもこれは凄い!!
Real Madrid Published on May 23 2014
2002年のチャンピオンズリーグ決勝ですね。
永遠のスーパーボレーじゃないですか?これ。
ジダン氏の凄さっていうのは、このワンプレーで勝負が決まる!ていう決定的な場面で確実にゴールを決めてきたことです。
これが世界か!!ってほんとにしびれたのを覚えています。
やっぱりジダン氏といえば、残念ながら、この頭突き事件が一番有名になってしまいましたよね。
現役最後のワールドカップの試合の、最後のプレーがこれなんですよね。
世界中がなんで?って思ったわけですが、頭突きを食らわせた相手はイタリアのマテラッツィ氏です。
ジダン氏がワールカップの試合の途中で頭突きをお見舞いするという前代未聞の事件の真相は、マテラッツィ氏がプレー中にジダン氏のお母さんの悪口を言ったことが理由とされています。
瞬間的にブチ切れてしまったんですね。
アルジェリア系移民のフランス人のジダン氏のご両親は、なかなかに移民先のフランスで苦労をしたはずなんです。
だからでしょうね、生粋のヨーロッパ人であるマテラッツィ氏にはわからない絶対に触れてはいけない逆鱗に、マテラッツィ氏は触れてしまったんですね。
当時マスコミは「愚かな行為」と書き立てましたが、ジダン氏は「どうしても許せなかった」とコメント。
また、マテラッツィ氏に謝罪ということもありませんでした。
このプレーはジダン氏のキャリアの中で唯一の黒歴史と言えます。
衝撃的なプレーでした。
全く隠れることもなく、堂々と大観衆の面前でイタリア代表のマテラッツィ氏を「粛清」しています。
なぜ「粛清」という表現になるかといえば、実はマルコ・マテラッツィ氏は手もでる足もでるのラフプレーに加えて、口の悪さでも当時すでに有名だった選手だったんです。
ディフェンダーとしての能力に疑いの余地はありませんでしたが、カードの多い選手でもありました。
口が災いしてプレー中に頭突きを食らった選手は彼が初めてだったはずです。ジダン氏の頭突き以上に、彼の素行の悪さは愚か者として報道されていましたね。
あれだけのプレイヤーの最後のプレーがこの頭突きだなんて、衝撃です。
それくらい頭にきたんだんでしょうね。
ジダン氏の頭突きの威力も、マテラッツィ氏の吹っ飛び方ももはやプロレス並みでしたね!
なんといってもジダン氏のキャリアの最高の瞬間はワールカップ制覇だったろうと思います。
1998年のフランスワールドカップで母国フランスを初のワールドカップ優勝に導いたジダン氏。
フランス代表の背番号10をつけ、歴史的快挙に挑みました。フランスの先制ゴールはジダン氏のヘディングシュートでしたね。
コーナーキックからの。この試合にかけるジダン氏の意気込みと気合がみなぎってくる素晴らしいゴールでした。
対戦相手のブラジル代表もリバウド選手、ドウンガ選手と、そうそうたるメンバーでした。
この当時、確実に世界最高の選手でしたね。
でも実はユベントスでは輝けなかったんですよね。
カルチョはハマらないとほんとにハマらないリーグとは言われてますけど、ジダンもハマらなかったみたいで…
同じフランス代表だったティエリ・アンリ氏もユベントスでは単なる足の速いウィンガーでしかなかったですしね。
フランス人はハマらないのかな? でもトレゼゲ氏はハマってましたけどね。
フランスの英雄はこの後スペインのレアルマドリードでヨーロッパチャンピオンのタイトルも獲得!
フランス代表と所属クラブで世界一とヨーロッパ一のタイトルを獲得し、また監督としてもレアルマドリードでヨーロッパのタイトルとリーガエスパニョーラのタイトルを獲得した後、監督退任を発表しました。