日本代表の次の監督候補として元…
次期日本代表監督との報道があったユルゲン・クリンスマン氏。
元西ドイツ代表のストライカーです。
ドイツ・ブンデスリーガにおいては得点王にも輝いた素晴らしい選手でした。
日本代表の監督に就任するという報道がありましたので、クリンスマン氏の現役時代の貴重な映像をブンデスリーガの公式動画からご紹介します。
西ドイツ代表としても活躍したクリンスマン氏。
動画はブンデスリーガ、対バイエル・ミュンヘンのものを用意しました。
クリンスマン氏は1998年に現役を引退すると、その後監督業を始めます。
クリンスマン氏の監督としての経歴をまとめた記事を書いてあります。詳しくはこちらをご覧ください。
関連記事:クリンスマン氏の監督の経歴は?現役時代の経歴もすごい 息子はアメリカ人?
一言でいうと、クリンスマン氏は代表監督としての経歴、実績は十分な監督です。
ただ、ドイツ代表、アメリカ代表、またバイエル・ミュンヘンでチームを指揮した際には必ず「大胆な改革」を施して、少なからず周囲と軋轢を生んできました。
それまでのやり方や、前任者の監督の色のついた選手や体制を嫌う傾向にある…とだけ付け加えておきます。
現役時代、彼はドイツ、イタリア、イングランド、フランスでプレーしました。西ドイツ代表としてワールドカップにも出場しています。
ご紹介する動画は彼がプロキャリアをスタートさせたシュトウットガルド時代のものです。相手はバイエル・ミュンヘンですね。
ブンデスリーガの公式You Tubeがクリンスマン氏を紹介するために制作した動画です。
1分20秒あたりのクリンスマン氏のオーバーヘッドキックはなかなかお目にかかれないスーパーなゴールなので、この機会にぜひご覧あれ!
代表監督としてもドイツ代表で自国開催のワールドカップで3位の成績。
またアメリカ代表を率いて2014年ワールドカップブラジル大会で16強の成績を収めています。
このクラスの監督を招聘できたことは日本サッカーにとって必ずよい方向に向かうと確信しています。
ただ、クリンスマン氏は必ずしもおとなしい監督ではない、ということだけは頭に入れておかねばなりません。
日本代表監督に就任後は、間違いなくドイツ代表時代、アメリカ代表時代と同じように、「大胆な改革」を断行することが予想されます。
ので、西野監督、あるいは絶大な影響力をもっていた本田選手の色が強い選手は呼ばれなくなる可能性が高いです。
好き、嫌いのはっきりしたタイプの監督です。そういった意味では前日本代表監督のザッケローニ氏と近いかもしれません。
香川選手は使われなくなるかもしれませんね…
ただし、カリフォルニアに邸宅があるクリンスマン氏。バリバリで英語が話せますので、通訳は母国語のドイツ語通訳が付くかもしれまsんが、戦術的な話以外はおそらく英語になるでしょう。
英語でコミュニケーションがとれる監督は、貴重です。コミュニケーション不足を理由に解任された前日本代表監督のハリルホジッチ氏の例がありますので、英会話ができる相手は最高ですね。!!
もはや英語すらできなくて一国の代表プレイヤーというのは、ちょっと寂しく感じる2018年です。
アメリカ代表を16強に導いた手腕で、今度は日本代表を8強に導けるか? 手腕に期待がかかります。