グッド・ドクター 1話感想&2話あらすじ 意外な高視聴率の理由は?

グッド・ドクター

山崎賢人さん主演のドラマグッド・ドクター1話感想2話あらすじになります。

木曜10時のドラマ枠としては1話視聴率11.5%と久しぶりに好調な滑り出しでした。

医療ものは各局やりつくした感はありますが、やりつくした中でどう視聴者を引き付けていくのか、そこに期待して見ていきたいと思います。

映画の出演が多かった山崎賢人さん主演のドラマでもあり、若手人気俳優の難役の演技にも注目したいです。

 

グッド・ドクター1話感想 山崎賢人の演技に注目 元スマップ中居以来の難役に挑戦

新藤湊(山崎賢人)は東郷記念病院で働くことになった新人の小児科医です。

新藤湊は生まれつきのサヴァン症候群を抱えており、コミュニケーションが人なみにとれないというハンディを抱えている反面、記憶力は常人の何倍も優れており、カルテは一度読めば全部暗記できてしまうほどです。

新藤湊は東郷記念病院に異動になった初日に遅刻してしまいます。

理由は突発の事故にあった小児の緊急手当てをしていた為です。

過去の事例から目の前の状況の処置に適した事例を記憶の中から引っ張り出してくる湊。

尋常ではない記憶力を見せます。

湊の応急処置の的確さのおかげで、事故にあった小児は命を取り留めます。

確かな医師の腕前と圧倒的な知識を番組開始5分で披露しました。

東郷記念病院で働き始めた湊ですが、医師としての腕前と知識は抜きんでているものの、

「場の空気を読む」

ということができず、指導医の瀬戸夏美(上野樹里)は扱いに手を焼きます。

また、上司の間宮啓介(戸次重幸)に至っては最初からお荷物扱いをしてくるという、ほんとにあなたたちお医者さんですか?という違和感たっぷりの環境で働きはじめます。

医師なのにサヴァン症候群を抱える人間に対する理解度がゼロって…どーかね?

病名を子供に告げられずにいる母親の前で、退院は当分無理な事、病状は簡単ではないことなどを機械的にカルテを読み上げるように話してしまう湊。

腕が良くても、知識が豊富でも、やっぱりサヴァン症候群を抱えている医師に小児科医は務まらない…

周りの医師や、上司、子供の母親からもさんざん叱責を受けてしまう湊。

もうこの子に近づかないでくれ……

そこまで言う母親。

ところが担当の医師である間宮がゴルフに興じているうちに、子供の容態が急変。

周りの医師が間宮の指示なしでは対処できないとパニックになる中、湊は今すぐ処置しなければ、この子は死ぬと言い出します。

湊は急変した容体の原因がわかっているようですが、周りの医師たちは湊のいう事に聞く耳を持ちません。

すると湊は勝手にベッドを動かし、子供をオペ室に運び込もうとします。

結果、別のオペに入っていた高山(藤木直人)が同時オペを行い、無事にオペは終了します。

しかし高山は湊を突き飛ばして激怒します。

「今回は運が良かっただけだ」

そういって高山はオペ室を去ります。

病室の外では母親が待っていました。

湊の気づきがなければ死んでいた…

そういって泣きながら頭をさげる母親。

なんだかんだで、湊のおかげで子供の命を救うことができました。

正直、ちょっと演出が直球すぎて見ていて退屈な時間もありました。

次、こうなるだろうな…あ、やっぱり。

脚本がちょっと単調な気がしました。

東郷記念病院の医師たちも、会いもしないうちから、一緒に働きもしないうちから

「サヴァン症候群だ」「自閉症だ」

と騒ぎ立て、まるっきり一般企業のサラリーマンの集団のように描かれていて、これにも違和感を覚えました。

だって医師の集団なら、サヴァン症候群のこと、一般人よりは詳しく知っているでしょう?

それなのに、まるっきり偏見だけで大騒ぎする素人みたいな描き方は、それこそリアリティに欠ているように見えてしまいます。

この先、このドラマがなにを見せていくのか?

ただ単にサヴァン症候群の圧倒的な常人離れした能力を毎回披露するようなドラマになるなら、がっかりです。

それはもう中居正広さん主演のドラマ「ATARU」で十分描かれていますので、新鮮味はありません。

関連記事:グッド・ドクター2話感想&3話あらすじ 湊に対する周りの態度酷い

グッド・ドクター

ドラマ「グッド・ドクター」2話あらすじ 山崎賢人の演技に引き続き注目

問題を起こしながらも東郷記念病院で働き始めた湊。

ある日学校で破水した妊婦の女子高生が運ばれてきました。

緊急出産したが、生まれてきた赤ちゃんは提出生体重児で、非常に危険な状態で生まれてきていました。

温存療法を進めるという医局の決定にもかかわらず、このままだと死んでしまうが、助かる方法があると母親にしゃべってしまう湊。

高山の手術を受ければ助かるかもしれないと湊から聞いた母親は、高山に手術してくれと頼みにきます。

それを聞いた高山は激しく湊を叱責します。

手術は非常に高いリスクを伴うため、医局は温存療法に決めたのです。

手術をするためには、母親の女子高生の保護者の同意書が必要です。

未成年だからです。

しかし、女子高生の保護者は同意書へのサインを拒みます…

果たして子供を救うための手術は行われるのか?

またしても余計な事を患者に喋ってしまった湊は処罰されてしまうのでしょうか?

 

グッド・ドクター 視聴率11.5%発進も山崎賢人以外の役者にどうもすっきりしない

新藤湊(山崎賢人)は先天性サヴァン症候群を抱えながらも賢明に子供たちを救う小児科医として働いています。

サヴァン症候群はいわゆるコミュニケーション障害を引き起こしてしまう先天性の症状ですが、その反面異常に記憶力が良いなど、常人をはるかにしのぐ能力を持っている場合があります。

新藤湊の場合も、コミュニケーションは苦手なのですが、記憶力が人の何倍も優れていて、カルテなどは一回読めば全部記憶できてしまうのです。

サヴァン症候群を取り扱ったドラマは2012年の中居正広さん主演の「「ATARU]という刑事もののドラマがありました。

それ以来のサヴァン症候群を取り扱ったドラマになります。

サヴァン症候群の特徴的な動きやしゃべり方を山崎賢人さんが演じています。

ただし、実際にサヴァン症候群の人間を見たことがない人にとっては、この演技が本当にリアリティのある演技なのか、それともつくっているのかすら良くわからず、まさか中居正広さんのATARUを参考にして演じてるわけではあるまいね?

といった疑問もわいてきます。

ただ、山崎賢人さんの演技はどんどんうまくなってるな…とは思いながら見ていました。

むしろ今作はそれ以外の脇の配役に?が3つも4つも付いてしまいます。

役者さんがどうのではなく、配役です。

一番違和感があるのは板尾創路さん演じる猪口隆之介です。

なんか…いまいちです。

板尾創路さんは演技派の芸人という触れ込みですが、なにをやらせてもハマるわけではないような……

こういう腹黒い役、なんかハマってないです。

他におらんかった?ってちょっと思います。

戸次重幸さんは大泉洋さんが所属するチームナックスのメンバーから俳優になった人ですが、正直この人が上司役ってどうなの?

っていう感想です。

なにより医師なのにサヴァン症候群の人間に対する知識や理解を演技で全く示せていないのが、がっかりなんです。

藤木直人さんは役次第ではすごくいいんですけど、腕のいい医者という役にしてはちょっと軽いです。

ブラックペアンの次のクールでやる医療ものっていうハンデはある気がします。

グッド・ドクターの1話が視聴率11.5%だったんはほぼほぼ100%山崎賢人さんの人気だと思います。

それ以外に高視聴率の要素が見当たりません。

2話目、楽しみですが相変わらずサヴァン症候群の人間をお荷物扱いする展開が続くようだと、ちょっともう見たくないかな…

という気持ちになりそうです。

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