日本から北米へ行かれる際、飛行機会社の選び方の基準はなんですか?
とりあえずJALかANAで…と考える方は多いでしょう。
値段も当然大きな判断基準になるはずです。
JALとANA以外でもデルタ航空やユナイテッド航空を使ってシカゴやデトロイト、アトランタなどのハブ空港までノンストップで行き、そこで乗り換えて地方空港まで行かれる方にぜひデルタ航空のミネアポリス便の利便性の良さをお伝えする記事になります。
また、主に会社の経費でもって出張目的で渡米される方向けに記事を書いてあります。
当然旅行者で渡米される方にも参考にはしていただけますが、チケットの料金面での比較はしておりません。
あくまでも乗り継ぎのアクセスの良さと、その他日本人向けのサポートの充実…といった、出張者にとって重要な項目に特化した内容になります。
デルタ航空でデトロイト行き
デルタ航空で北米にむけてフライトされる場合、主にハブ空港は以下の3つになるかと思います。
- アトランタ
- デトロイト
- JFK
もちろんLA便やデンバー便、シャーロット便など他にも色々ありますが、乗り換えての地方都市までとなると上記の3つの空港での乗り換え便が大多数になります。
デルタ航空を利用する場合、ほとんどの便が成田空港からの便になってしましますよね?
日本国内に国内線からの乗り継ぎで北米に移動する場合、羽田ー成田間の移動が大変手間がかかります。
日本の地方都市から乗り換えて北米に向かう場合、成田の場合日本で乗り換えが1回。
もしかしたらアメリカ国内で乗り換えが1回。
往復で4回の乗り換えになる場合もあり、これは負担が大きいですし、なにより時間のロスが大きいです。
羽田便で渡米するにこしたことはない…
これがわたしの個人的な感想です。
デルタ航空でミネアポリス便なら羽田空港発がある
デルタ航空が最近中西部の第3のハブ空港として力を入れているのがミネアポリス便とデンバー便です。
わたしはデンバー便も利用したことがありますが、デンバー路線はまだ比較的新しく、またデンバーが日本人観光客の誘致に力を入れているせいもあってか、乗り換えの際は大変空港職員の方が丁寧で親切だったことを覚えています。
そして、ミネアポリス便に関しては羽田行きが就航しています。
もちろん他社、例えばユナイテッド航空もシカゴから羽田便は就航していますが、デルタ航空のミネアポリス便を強くおススメしたいのは、羽田空港に到着する時間です。
ミネアポリス便の最大の利便性は日本国内便の乗り換えアクセスの良さ!
2018年10月現在、ミネアポリス初羽田行きのデルタ便はミネアポリスを12時30分に出発、羽田に14時25分着という便があります。
わたしはオハイオ州のコロンバスに住んでおりますが、コロンバス空港からですと、コロンバス空港を9時37分の便に乗れば、ミネアポリスに10時37分着、2時間の乗り継ぎ時間を経てミネアポリス発羽田空港行きに余裕をもって乗ることができます。
そして、なによりこのミネアポリス便の最も便利なところは羽田空港に14時25分に到着できるところです。
この時間に到着できれば、地方都市にお住まいの方であれば間違いなく当日中に最寄りの空港まで乗り継いで到着できます。
それこそ沖縄から新千歳までもれなく最終便のANAなりJALなりに間に合います。
また、羽田空港からミネアポリス行きの便も出発が16時20分と余裕のある時間帯なので、地方空港の午前の便に乗れば、羽田空港には余裕を持った乗り継ぎ時間でもって到着できます。
コロンバスにはHONDAの拠点があるため、日本人がけっこう多く住んでいますが地方都市にお住まいの方の場合、東京都内に一泊して、羽田まで移動してからの国内線や、バスで成田‐羽田間を移動…という経験をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
最近、このミネアポリス便が在米の駐在勤務の方の間で便利だと評判です。
これはもう口コミのレベルです。
どうしてもANAやJALのマイレージをお持ちの方はそちらを使いたくなるようですし、北米への出張はずっとJALかANAをお使いの出張者の方も多いと思いますが、間違いなくこのデルタ航空のミネアポリス便は便利です。
シカゴや、アトランタ、ヒューストン、ニューヨークなどハブ空港からの搭乗の方にはあまり縁のない話ではありますが、アメリカ国内での乗り換えが必要な方はご一考いただく機会になればと思い記事にしてみました。
入国審査
入国審査もデトロイトやシカゴに比べ、入国審査の審査官もピリピリしておらずあまり突っ込んだ質問もされなかったという個人的な経験も加えておきます。
デトロイト、シカゴはキャパシティを大幅に超えた利用者をさばいているため、どうしてもさつばつとした雰囲気になりがちですが、ミネアポリス、デンバーともにまだ比較的新しい路線のためか、人ものんびりしている印象です。
また、ミネアポリス空港の入国審査は審査官のチェックの前にキオスクで必要情報を入力する手順になりますが、わたしの時は日本人のサポート係りの女性が1人おり、日本人の利用客の応対をしていました。
羽田空港での乗り換えを必要とする方は、一考の価値のあるデルタ航空ミネアポリス便です。
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