遺留捜査5の2話の感想と3話のあらすじの記事になります。
遺留捜査5の1話、ご覧になりましたか?
今クールで間違いなくNo.1のクオリティだったと思います。
脚本、演出、音楽、内輪ネタのオマージュ、出演している役者さんの演技も、なにもかもが最高の1話でした。
その証拠というわけではないですが、視聴率も14.7%!!と非常に高い数字でした。
この視聴率はシーズン1の1話、一番最初の回の17.0%につぐ歴代2位の数字でした。
シーズン1の舞台は東京の月島中央署でしたから、シーズン3以降舞台が京都に移ってからの最高記録でした。
東京編とはキャストも変わっていますし、京都編のキャストでシリーズ歴代2位の記録達成は嬉しかったでしょうね!
もちろん、作品のクオリティも素晴らしく、見逃したかたは「絶対に」見ることをお勧めしますよ。
作り手の本気度が伝わってくる遺留捜査5の1話でした。
遺留捜査5 2話感想(ちょいネタバレ) 谷村美月さんがゲストキャストで視聴率さらにアップか?
2話のゲスト出演は女優の谷村美月さんです。
谷村美月さんといっても顔が思い浮かばない人は多いのでは?
でも写真を見ればだいたい
「あ~、なんかのドラマでみたことある…」
ってなるんじゃないですかね。
下の画像を参考ください…見たことない人っていないんじゃないですか?
世間では葵わかなさんに似ているという声が…
僕は元グラビアアイドルで現女優の川村ひかるさんにも似てると思いますが…
世間の賛同を得られるかは微妙ですね…
谷村美月さんのいつも何かに怯えたような表情が作品に妙なリアリティを植えつけます。
なぜかいつも
- 周りの大人に恵まれない(←今回の2話はこれ)
- 被害者の婚約者男性に恵まれない(実は愛人がいた的な…)
- 腹違いの姉に裏切られる
- 生き別れた父に愛されていなかった…
- 勤め先のカフェの店長が好きだけど、店長には家族がいて、そんな店長の犯罪を見てしまったけど、好きだから刑事さんに言えない…
こんな役が多いーー!
めっちゃ美人さんなのに、なぜなんだろう?
眉間にしわがよった時が谷村美月さんの真骨頂です、お見逃しなく。
さて、2話ですが、企画会社の経営者山田一郎がオフィスで亡くなっており、金庫に収めておいたチョコレートフェスティバルの出店料600万円がなくなっていました。
山田一郎は毒殺であることがわかり、直前にチョコレートドリンクを飲んでいたことが分かり、しかもそのチョコレートドリンクには「わさび」の成分が含まれていて…
また、山田一郎は過去に詐欺未遂で警察の要注意人物のリストに名前が載っているといういわくつきの人物でした。
捜査の結果チョコレートショップを営んでいる若名友子のレシピにワサビが使われていることがわかります。
そして山田一郎はかつて若菜友子と友子の母が一緒に暮らした男だったことがわかり、若菜友子は母が山田一郎に騙され捨てられたと思い込んでおり、山田一郎がかつての母の内縁の夫だったことがわかると、山田一郎と口論になっていました。
そのことから、若菜友子がチョコレートドリンクに毒を仕込み、金を奪った……
初動捜査の感触はこんな感じです。
もちろんこのまま若菜友子が犯人…というわけがありませんネ。
それにしても谷村美月さん、今回もやはり周りの大人に恵まれない幼少期を過ごした女性役…
なぜだ?いつも…(笑い)
「視野の広い」糸村刑事は山田一郎のオフィスに飾られていた風鈴に目をつけ、そこから山田一郎の過去をもう一度調べなおしていくと、山田一郎の本当の素顔が見えてきて…
山田一郎は詐欺師なんかではなく、あまりにも人が好過ぎて騙されてばかりの人生を歩んできた男だったことがわかります。
まあ、村田雄浩さんが演じる男が詐欺師なわけがない!!(勝手な決めつけですが)
すると真犯人は誰なんでしょう?
それは本編ご覧になってくださいね。
遺留捜査5の2話、やはり素晴らしいストーリーでした。
そんなに超難解な謎解きというわけでもなく、いたってシンプルなつくりですが、番組自体の作りが非常に丁寧なため、物凄く安心してみていられる作品になっています。
ハラハラドキドキなんてないし、そうきたか~!もないんですけどね…
ある意味「水戸黄門」的な安心感と役者の存在感、配役、そのすべてがクオリティをあげていますね。
やっぱりシーズン5まで続く作品は違いますね。
感服の2話でした。
遺留捜査5の3話感想はこちら:遺留捜査5 3話感想に4話あらすじ 糸村タイムを楽しむ方法3つ
遺留捜査5 3話あらすじ
糸村刑事ら特別捜査対策室のメンバーは氏家刑事部長(増岡徹)の指示で人材派遣会社を経営する桑原達也(増田修一郎)が自宅で亡くなっていた事件の捜査を受け持つことになります。
容疑者として浮かび上がったのは部下の野口昭(黄川田将也)で、事件の後は行方不明になっています。
ところが野口の娘が急性白血病で入院しているという情報をキャッチし、野口が現れるのでは?ということで、佐倉(戸田恵子)が患者を装い病院に潜入します。
糸村刑事は容疑者の桑原(増田修一郎)が集めていたカブトムシに注目します。
一匹だけちょっと特徴が違うカブトムシが混ざっていることに気が付いてしまう糸村刑事。
相変わらず視野が広いです。
桑原の秘書によれば、事件前には「ちょっと違うカブトムシ」はいなかったとか。
糸村刑事はそのカブトムシを「よく現場にでることで有名」な京都科捜研の村木(甲本雅裕)に鑑定の依頼をすると、意外な事実がわかってきて…
3話も大活躍の予感の京都科捜研の村木さんです。
3話のゲストは増岡徹さん、乙葉さん、高橋光臣さん、黄川田将也さんです。
またまた渋い俳優さんをぶつけてくる遺留捜査です。
乙葉さんはけっこう久しぶりな気がします。
「逃げ恥」の最終回にサプライズゲストで出演した以来では?
遺留捜査5 歴代2位の視聴率14.7%発進 「大地の子」と同じく上川隆也の代表作に
遺留捜査5の1話の視聴率が14.7%と歴代2位の好数字であったことがわかりました。
歴代1位は遺留捜査1の1話で17.0%でした。
余談ですが…
7月9日~7月16日 ドラマ視聴率早見表
- 絶対零度10.6%
- 義母と娘のブルース11.5%
- 高嶺の花11.1%
- 刑事7人11.0%
- 遺留捜査14.7%
- グッド・ドクター11.5%
- チアダン8.5%
- サバイバルウェディング10.4%
- ゼロ 一攫千金ゲーム7.1%
- この世界の片隅に10.9%
- 西郷どん12.2%
作品のクオリティはうそをつきませんよ。
ぶっちぎりで1位の視聴率でした。
関連記事:遺留捜査5 1話感想&2話あらすじ 京都の科捜研の下りワロタww
東京編で、糸村刑事がまだ月島中央署に勤務していた頃の話ですね。
主演の上川隆也さんはドラマ・遺留捜査で糸村刑事役をあしかけ8年も演じており、8年目にして歴代2位の数字を叩きだすんですから、もはや上川隆也さんの役者人生の代表作といってもいいかもしれないですね。
僕個人としては上川隆也といえば、俳優デビュー作の山崎豊子さん原作「大地の子」というドラマの印象が強く、上川隆也さんの代表作だと思ってきましたが、遺留捜査も上川隆也さんにとってかけがえのない作品になりましたね。
ちなみに「大地の子」では上川隆也さんは中国残留孤児の役で、全編中国語(北京語)を話すのですが、僕の友人の中国人に言わせると
「ちょっとうますぎて、外国人の中国語とは思えない」
そうです。
もう20年以上も前の作品ですが、いまだに忘れられないですね。
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