ドラマ「絶対零度3」今夜で3話になります。
病院に先週捜査する本田翼のナースなお姿が見られるのでしょうか?
「絶対零度3」3話の感想と4話のあらすじの記事になります。
そろそろ本田翼さん演じる小田切唯が署内でいつも背負っている「赤いやつ」とか「赤い人形」とよばれているミニ・ピープルの意味…というか、なぜあの赤い人形を背負っているのか…のネタバレ的エピソードが4話あたりにこないかな?
と願いつつ、引き続き3話も楽しく見ていきます。
今回ミハンが新たに「未然に犯罪を抑制すべく」割り出した人物とは?
ドラマ絶対零度3 3話感想 本田翼の赤い人形の回収はなし
冒頭で沢村一樹さん演じる井沢範人は過去に家族を失っていたことが描かれており、井沢範人はもともと既婚者であったことがわかりました。
と同時に本田翼さん演じる小田切唯も過去に路上で男に襲われた経験から、背後から人に近づかれることに恐怖心を抱えている(トラウマ)ことも描かれました。
このことから、おそらくミハンチームに選抜されている人物というのは、過去になにかしら問題起こした人物、事件を起こした人物であるらしいことがわかってきました。
この辺である程度の伏線を回収しておくのは良いと思います。
あまり伏線回収が遅れると視聴者の関心も薄れてしまいます。
張った伏線の回収は3話以内が良いとされている現在のドラマ事情です。
3話ゲストに佐野岳さんです。
大企業の経営者の息子で、金も権力もあり、さらに学生起業家でカフェバーの経営者…の湯川司役です。
ちょいマッチョなイケメン青年実業家という役はハマってましたね。
おっさんずラブの2016年の単発ドラマ版の方に出演していた落合モトキさんもゲスト出演でした。
おっさんずラブ効果なのか、ネットではちょっとした落合モトキフィーバーでしたね。
何気なくちょっと「チャラい」感じで実力派の役者さんを揃えたところで、3話は非常に感情移入しやすくなってますね、取り扱っている事件の内容が内容だけに。
今回の事件のキーパーソンである若月真帆(柴田杏花)は1年前に飛び降り自殺を図って以来昏睡状態、病院に入院したままです。
ところが最近になって真帆のスマホから劇薬のニトログリセリンを購入した履歴が検知され、ミハンが要注意人物として若月真帆をリストアップしたところから井沢範人(沢村一樹)らミハンチームが捜査に乗り出す…
というのが簡単なあらすじ。
今回はちゃんと犯人を的中できるのか?ミハンシステムの意義が問われます、はっきり言って。
追記:残念ながら番組開始5分で外れましてしまいました。このデフォルトの設定ミス、どーするんでしょうか?
なぜ昏睡状態の真帆のスマホからニトログリセリンが購入されたのか?
ミハンチームは病院と重要参考人の湯川司の経営するカフェバーに潜入します。
ここは毎回お約束の本田翼さんのコスプレショー、今回はカフェの美人店員という役でしたね。
ところが小田切は湯川司の店で湯川ら栄明大学のサークルメンバーと食事をした際に、睡眠薬のようなものを盛られてしまい、意識朦朧におちいってしまい、そこを湯川に襲われそうになってしまいます。
山内の突撃で辛くも助かった小田切ですが、この時も過去に男に襲われた記憶がフラッシュバックしてしまい、トラウマに苦しむ小田切が描かれていました…が…ちょっと表現が弱いかな?とも思いましたね、正直。
過去に男に襲われた経験のある女性が再度襲われたら…そんな程度の取り乱し方で済むかいね?
という見方もできるくらい…ちょっと弱かったかな、表現が…正直な感想ですが。
当初湯川司は薬学部の学生という設定上、ニトログリセリンから爆発物を製造できるのでは?
という理由で今回の脅迫事件の首謀者としてマークされますが、逆でしたね。
ネタバレしませんので、細かいディテールは書きませんが、真帆は飛び降り自殺未遂ではなく、湯川司をはじめとした大学の「チャラい人達」が集まるサークルのメンバーに襲われ、自殺未遂を図っていたことが判明。
これはまたしても井沢範人が「必殺処刑人」と化してなにかを起こしてもおかしくない凶悪犯罪です。
本田翼演じる小田切唯も、自身の過去のトラウマに重なる部分もあり、必死にこの事件の解決に臨みます。
小田切唯のトラウマと赤い人形は、実は密接な関係がある…ていうストーリーに持っていけたら凄いですけどね。
今のところただのミハンチームの小道具になってしまっている「赤い人形」ことミニ・ピープルです。
関連記事:本田翼 絶対零度の赤い人形の真の意味は? 小田切唯の過去と関係?
話をストーリーに戻しますと、湯川司は悪事がバレることを恐れて真帆には目覚めてほしくないのでしょう。
犯人は意外なところから判明しますが、今回の事件の真相も真犯人も、けっこうリアリティあって怖いです。
月9は恋愛ものという枠の外に飛び出した絶対零度3。
絶対零度というタイトルに違和感を唱えるメディアが続出していますが(僕もその内の一人でしたが)、作品のクオリティは悪くないですよ。
唯一、デフォルトの設定の「ミハンシステム」が全く機能していない、全然犯人予知が当たらない…という矛盾を除いては。
ゲストの俳優さんもイメージに沿った俳優さんで、見ていてずっこけるような箇所もないですしね。
あともう一点だけ。
事件に立ち向かうチームの中にハッキングに長けたメンバーを入れてしまうのは、ネットが浸透した現代ではありそうな設定ですが、キーボード操作一発でストーリー上かなり重要な情報がダウンロードし放題、どこまででも潜り込んで映像を引き出せる…
という設定はかなり作品のリアリティを下げてしまいます。
「相棒」や「遺留捜査」など、長きにわたってシリーズ化されるような刑事ものにはそれがないのは、偶然ではないはずです。
その代わり鑑識課の登場となるわけですが、絶対零度3には鑑識課は登場しません。
なぜなら今まで各課をたらい回しにされてきた村田さん(平田満)がそれらを全部出来てしまうという、魔法使いのような刑事が用意されているからです。
必要な情報は全て柄本時生さんがダウンロードしてくれますし(ドラえもんか!)、必要な情報の裏取りは平田満さんが全てやってくれます。
この2つの条件がそろっていないとこのミハンチームは何一つ捜査活動が行えないという相当乱暴な初期設定を覚悟で楽しむドラマ、それが絶対零度3だとご承知ください。
とにかく、ミハンシステムの修正がないと、今後ストーリーに説得力がなくなってしまうことが一番心配です。
ドラマ絶対零度3 4話あらすじ 上戸彩の出番はなしか?
4話のあらすじになります。
絶対零度3、4話にてミハンシステムが犯罪予備軍の人物をリストアップします。(どうせ当たらないんだろうと思われたら終わりですが…)
今回ミハンシステムによって特定されたのは銀行員の佐伯卓郎(小野了)
連続勤務年数36年の大ベテラン銀行員の佐伯は、妻を亡くしてからはアパートで一人暮らしで定時に出勤し、定時に帰る…
そんな生活の佐伯に犯罪の匂いはないように思われましたが…
しかし身辺調査をしてみると、過去1年間にかなりの金額の出金記録があり、口座の残高はあとわずかという状態であることが判明。
小田切唯(本田翼)は銀行に潜入調査!(今回はテラーか? ほとんどこれが楽しみ)
そして客になりすまして田村(平田満)も佐伯の勤務する銀行へ潜入すると…
まさかの銀行強盗の襲撃にあってしまう小田切と田村。
ところがこの銀行強盗が防犯カメラの位置や、緊急通報ボタンの位置をまるで「知っていたかのように」把握していることに気が付くミハンチーム。
外で待機していた共犯者はそのまま逃げてしまい、小田切と田村は人質として拘束されてしまいます。
車から銀行内を監視していた井沢範人(沢村一樹)は佐伯が銀行強盗の一味とアイコンタクトをとっていることに気が付き、佐伯が銀行強盗グループを手引きしていた可能性を指摘します。
山内(横山裕)は強盗グループの情報を捜査一課に渡すことを提案するも、ミハンチームの責任者、藤堂(伊藤淳史)はそれを拒否…
いったいそこになにが隠蔽されているのか?
次回絶対零度3、4話は銀行を舞台にミハンシステムがまたやらかしてしまう(犯人予知に失敗)してしまうのか、まずはそこから拝見しましょう。
ドラマ絶対零度3 桜木泉の手帳の真相とは? やっぱり上戸彩はかわいい
絶対零度3の1話にて上戸彩さん演じる桜木泉の潜入先のフィリピンのシーンが1,2分ほどありましたが、その中で桜木泉の手帳がアップになるカットがありました。
手帳にはカタカナで「イザワノリト」と書かれていいるのが読み取れます。
今回の上戸彩さんは特別出演という扱いでの出演です。
上戸彩さんの出演がたった1,2分でも「やっぱりかわいい」という視聴者の反応があるわけで、やっぱり上戸彩さん演じる桜木泉を降板させるのはもったいがわかりますね…
なんとか絶対零度3にも絡ませたいのは大人の事情でしょうか?
上戸彩さん演じる桜木泉はドラマ絶対零度3のキーパーソンだということは番組がスタートする前から番宣でわかっています。
これは予測ですが、(こういう予測をたてるのもドラマの楽しみ方のひとつですよね?)やはりこのドラマはあくまでも絶対零度の続編なんだ…というオチをつけてくるのでは?と考えられます。
さんざん絶対零度3はもはや絶対零度シーズン1,2とは実質関係なく、沢村一樹Showであり
「ミハンー未犯罪潜入捜査ー」
というタイトルこそふさわしいのでは?
と本サイトでは記事に書いてきましたが、最終話にて桜木泉は生きていて、フィリピンで亡くなったという情報が井沢範人が再び犯罪に手を出す合図になっている…
的な展開になるのでは?という予測もできなくもないですね。
そもそもミハンシステムが、いの一番に割り出した未犯罪候補生は他でもない井沢範人だった……
というオチがあるのでは?
2話のラスト、真犯人だった元最高裁長官を、法で裁くことができずに終わる…かと思いきや井沢範人の
「おてんとうさまはみてるんじゃないの~?」
という思わせぶりなセリフから、その直後携帯で通話中に工事中でドアの空いていたエレベーターに突き落とされて転落…という
なんともショッキングな終わり方でした。
この伏線、どこでどう回収されるのでしょうか?
最後の最後に桜木泉がでてきて、井沢範人と対決して終わる……
もしそういうストーリーなら、たしかに本作絶対零度3は絶対零度の続編、という面目はたつのかな?
そんな推測、なしですかね~?
どう思いますか?
コメントを残す