ドラマ「高嶺の花」の3話の感想と4話あらすじの記事になります。
2話で風間直人(峯田和伸)に「つきやってやる」と押し掛け、渋る直人に張り手をかまして嵐のように去った月島もも(石原さとみ)、この展開には視聴者もドン引きで、かなり物議をかもしたシーンでした。
ここまでくると、ただの当たり屋というか、「つきやってやる感」に抵抗を感じる人はいて当然ですね…
ももにしてみれば失恋の傷は癒えていないにもかかわらず、自分をふった男に復縁を迫られるという、ダブルにキツイ展開に。
石原さとみさんの髪型やメイク、衣装などは話題になっているますが、月島ももに対する感想がほぼゼロなのが、このドラマの現状を物語っているように思います。
その裏で龍一(千葉雄大)は着々と野望を実現するため、ももの妹のなな(芳根京子)の攻略に行動を開始します。
こちらも「運命」という言葉をななが口にしたとたん、突然気絶してしまうという謎の展開に……
この辺の伏線回収はいつでしょうか?
そして、2話のクライマックスはエンディング直前にももをふった吉池が、自身が妊娠させ責任を取る形で結婚した妻真由美(西原亜希)の隠された事実を知ってしまう……という展開でした。
さて、問題の3話です。
ここらでいくつかの謎の回収がされないと、一気に視聴者が離れてしまうことが危惧されます。
少なくとも一話からずっと暴れている坊主の家出少年は「なににキレ続けているのか?」の事実は判明してほしいところです。
ドラマ「高嶺の花」3話感想 石原さとみのメイクや衣装、髪型はやっぱりかわいいの一言!
結婚式で吉池にドタキャンされて以来、なにかと情緒不安定なもも(石原さとみ)にひたすら優しさを見せるプーさんこと風間直人(峯田和伸)
2話ではももと付き合うかで渋るプーさんに逆ギレして張り手を喰らわしたももに対して、それでも元気になってよかった……とどこまでもお人よしな性格を見せていました。
まあどんだけプーさんが慰めてもももを取り巻く環境がかなりエグいことには変わりありませんが…
なにしろ、結婚相手だった吉池が、はらませてしまった妻の真由美が、実は月島流の関係者だったことが発覚します。
誰かの陰謀のか? つまり吉池はハニートラップに引っかかってしまったということなのでしょうか?
なんにせよ、吉池が許されるわけではありませんが、ハニートラップを仕掛けた真由美も、黒幕の人間の指示で妊娠までするというのは、相当のもんです。
この黒幕の人物は、月島流の真由美に対して妊娠してでも、ももと吉池の関係を引きはがすように指示したことになります。
それができるだけの権力をもった人物って、作中では一人しかいない気が……
なんともヘビーなドロドロ劇の開幕です!
ようやく展開に動きがあった3話ですが、相変わらず石原さとみさんの衣装や、メイク、髪型に至るまで「かわいい」の一言に尽きますね。
もう石原さとみさんのかわいいルックスと千葉雄大さんのちょっとオラオラ系の演技が見せ場みたいになってるのが、楽しみでもあり、ちょっと物足りなくもあります。
千葉雄大さんのオラついた演技は、新境地開拓か?と思わせるほどの斬新な演技ですね!
龍一のオラオラ押しで、完全にななは龍一に心をもっていかれていますからね。
これはもしかしたら、後半でななとももの姉妹バトルがあるかもしれませんね。
龍一、母と娘をダブルでゲットしておいて、飽きたら捨てる系のクズっぷりを見せるか?
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あと、残念ながら1話から登場している謎の「爆ギレ丸刈り君」がなぜキレ続けているのか?
その謎の回収はなりませんでした。
もしかしたらこの謎の回収は相当後半になるのかもしれませんね。
月島家の家元を中心にして回りだした「運命の椅子取りゲーム」の方は今後の展開が楽しみです。
どうやら家元の市松(小日向文世)は特別な才能を持って生まれたアーティストの生き方と苦しみを心得ているようで、3話にして人物に深みがでました。
現実として、成功を収めた人間の足元にはその何倍もの散って言った者たちの残骸が転がっているわけで、お家元はどうも強烈な肉食系男子のようですね。
そして龍一もまた超肉食です。
自分の願望に素直な龍一が、見ていてこ一番血が通ったキャラクターに思えたのですが、3話でその野獣に恋をしてしまった妹のななの目に欲望の灯がともりました。
芳根京子さん、なかなか野心家の役が似合うかもです。
今までの人生で一度も才色兼備の姉に勝とうという気持ちすらもってこなかったコンプレックスのカタマリが、初めて姉と戦ってでも手に入れたい男ができた……
月島家の方は面白くなりそうです。
あとは商店街の方がもう少し人間臭さがでてくれば、面白いんですけどね。
今のところ仲良し3人組は仲良く揃って戦う姿勢を見せないので、その辺は龍一との対比なのかもしれませんが、4話以降商店街の方のストーリーにも変化があるはずなので、それを待ちたいですね。
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高嶺の花4話あらすじ なな(芳根京子)の演技に超期待! 運命を椅子取りゲームの開始
もも(石原さとみ)は直人(峯田和伸)のことを恋愛の対象として見ているのに対し、直人はももとキスをしてからというもの、ももと目をあわせることすらできなくなり、おかしな態度にでてしまうようになります。
その一方で、なな(芳根京子)はついに龍一のもうプッシュに心を動かされ、龍一に思いをよせるようになります。
月島流の家元である父の市松(小日向文世)に、自分も月島流を継ぐチャンスが欲しいと直訴します。
そのななの申し出を受ける市松。
するとななは姉であり、月島流の正当な継承者の最有力候補であるももに、自分も月島流を継承する意思があること、父であり家元である市松がそれを認めたことを告げ、と同時に今までももに対して抑えてきた自身のコンプレックスをぶちまけ、戦線布告します。
そんな中、直人は幸平(袴田吉彦)と太郎(吉田ウーロン太)と共に再びももが務めていると勘違いしているキャバクラへ足を運びます。
幸平と太郎は直人とももにもう一回キスをさせようとせきたてますが、ももはノリでOKも、直人が店を飛び出してしまいます。
ももはキャバクラ勤務後に直人の自転車屋を訪れ、そこで二人は2度目のキスをして……
4話目以降、妹のななともものお家元継承バトル勃発です!
ドラマ「高嶺の花」石原さとみがかわいいのと、千葉雄大の演技力が救いの現状
3話まで見てきて、ドラマ「高嶺の花」の感想を述べよ!と問われれば、
- 石原さとみさんの衣装や髪型が毎回かわいい
- 千葉雄大さんの演技がうまい
くらいしかパっと浮かばないのが現状です。
かっつり創りこんでいて、毎回楽しみに見てはいるものの、まだしっかり入りこめないですね。
1話、2話は完全に伏線を張っただけに等しい作りでしたので、3話目からようやく展開が回りだしたかな?とちょっと安堵。
これはおそらく伏線回収をドラマの後半部分に持ってくるつもりからなのか、1話、2話だけだと、単にももが婚約者にふられて、庶民相手に気分転換しているにすぎない展開でした。
現代の視聴者は(僕も含めて)1話完結か、せめて2話で伏線回収の単発ストーリーの積み重ね+後半にちょっとしたサプライズ展開ぐらいが「見やすい」ドラマの進行になっているので、高嶺の花の展開はややスローなんですね。
あとはもう少しポップなシーンがあってもいいかな、と。
石原さとみさんが送迎のハイヤーの中で独り言を早口でまくし立てて、一人で大うけして笑うシーン当たりが、おそらくちょっとした息抜きのシーンなんでしょうが、ポップではないです。
もうちょっと月島モモに感情移入できるようなシーン、増えれば後半グッと面白くなるはずです。
現状月島もものやっていることと言えば、失恋して泣いて、カラ元気で直人たち庶民相手にお酒を飲んで、騒いで、暴れて、自分を受けいれないなら逆ギレして張り手かまして帰る……
文字にするとこんな感じなので、これではちときついですね。
かっつり創っているのは間違いないので、じわじわ来てほしいです。
月島家の方が演劇としては面白くなってきました。
このドラマ、全てのゴタゴタの中心にあるのは、家元である市松と、それを継ぎ覚悟がまだないももと、実力は足りないけどぜがひでもそれを奪い取りたいなな、家元と結婚するためならなんでもする龍一という家元の権力を中心に描かれていくことになりそうで、こっちは本当に楽しみになってきましたね。
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